エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】映画『ローン・レンジャー』のイベントで“デーモン閣下&鉄拳”が白塗り対決。

超大作映画『ローン・レンジャー』の日本公開を記念して企画された「隠れているのは誰だ?」クイズキャンペーン正解発表と大ヒット祈願が、キャンペーン東京版ポスターの撮影場所である増上寺で行われた。クイズの正解発表会には映画でジョニー・デップが演じる“白塗りトント”に日本で最も近い男としてお笑い芸人の鉄拳と悪魔キャラのデーモン閣下が登場した。

映画『ローン・レンジャー』は手に汗握る痛快なシーンが満載で、世紀のアクション・アドベンチャーと謳われるほどの作品となっている。西部開拓時代のアメリカを舞台に、死の淵からよみがえり正義に燃えるローン・レンジャー(アーミー・ハマー)と悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)の“キモサベ”コンビが巨悪に立ち向かう。製作はジェリー・ブラッカイマー、監督をゴア・ヴァービンスキーが務めており、あの『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作の2人がジョニー・デップと組んだのだから期待を裏切るはずが無い。

本作の日本公開を記念して企画された「隠れているのは誰だ?」クイズキャンペーンは、東京(増上寺、東京タワー)・大阪(通天閣)・名古屋(名古屋城)の3か所に、サラリーマン風、OL風、女子高生風という様々なバージョンのトントやローン・レンジャーたちが現れて街を埋め尽くすというポスターを製作。その中に隠れている著名な人を探すというクイズだった。

増上寺で行われた正解発表会には“白塗り”で知られるお笑い芸人の鉄拳が登場して、ポスターに隠れていたのは自分だと発表。鉄拳は“こんなトントは嫌だ”と得意のネタを披露して笑いを取ったが、最後に「“お前も蝋人形にしてやろうか”と言うトント!」というと突然「ハッハッハッ… 最後のネタは意外に受けなかったじゃないか」とデーモン閣下が登場したのだ。

この日のために特別に用意したという“トント風の王冠”をつけたデーモン閣下は自分もポスターに隠れていたことを明かし、キャンペーンクイズの正解は鉄拳とデーモン閣下となった。

こうして、トントもびっくりの“白塗り”対決となったが、鉄拳はインタビューでデーモン閣下について「ずっと、閣下の音楽を聴きながらマンガを描いていたくらいあこがれの人でした」と明かしており嬉しいサプライズだったようだ。

イベントの最後には2人が自身で描いたイラストを手に、今回のクイズキャンペーンの賞品である「秘密のキモサベ賞A・B」を披露して大いに盛り上がった。

鉄拳は正解発表イベント前に増上寺で行われた映画の大ヒット祈願式に参加したが、デーモン閣下は欠席した。その理由を「だって悪魔だもん」と説明しながら「むしろ我輩のところに祈願に来い」と豪語して周囲を笑わせていた。

そんなデーモン閣下も映画『ローン・レンジャー』には感動しており、次のように感想を語っている。「全編にわたってスケールが大きくて、さすがアメリカ映画だなという印象を受けた。アクション、景色、全てにおいてデラックスなんだ。主演の2人が段々と絆を深めあっていくところや、ローン・レンジャー役のアーミー・ハマーが、トントとの冒険を通して人間的に深みを帯びていくところも見どころだ。また、列車のシーンや砂漠の静寂など、細かい音作りもメリハリがきいていて素晴らしかった!」

鉄拳も本作を観終えて「同じ白塗りのトントを見て、自分が主役になった気分でした」と明かしながら「列車のシーンは、CGを使っていないと聞きました。僕はアクション映画が大好きなので、興奮しました。ウィリアム・テル序曲が特に最後のアクションシーンを盛り上げていますね! ぜひアクションに注目してみてほしい」と感想を語っている。

また、デーモン閣下が「今日の冠は、そんな主役のトントをイメージして地獄の仕立て屋に作らせたのだ」とアピールすれば、鉄拳は「今日は“キモサベ”にちなんで、額の文字を“友”にしてきました」と説明している。そんなところでも“白塗り”対決が行われていたのである。

そんな2人が隠れている「隠れているのは誰だ?」クイズキャンペーンは募集期間は終わっているが、ポスターを見てみたいという人は、次の期間ならまだチャンスがあるとのこと。2人を捜してみるのもいいかもしれない。
東京:7月26日~8月11日東京メトロ、都営地下鉄、他 主要駅
大阪:7月29日~8月4日 JR、地下鉄の主要駅
名古屋:7月30日~8月5日 地下鉄の主要駅
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)