7月7日にスタートしたドラマ『半沢直樹』が、視聴率19.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と好スタートを切った。人気作家・池井戸潤氏の作品のドラマ化で、放送前から話題となっていた。主演の堺雅人の演技力にも高評価が集まっており、4月に結婚したばかりの妻・菅野美穂のあげまん説が浮上している。
ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が7日にスタートした。直木賞作家である池井戸潤氏による企業エンターテインメント小説『半沢直樹シリーズ』の中から、『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』を原作としてドラマ化されたものだ。
『半沢直樹シリーズ』の舞台は銀行。融資課長である主人公・半沢直樹は、支店長に無理押しされた5億円の無担保融資が焦げ付き窮地に立たされる。責任転嫁され何とか融資を回収しようとするが、調査を進めるうちに意外な裏が判明するという内容のミステリー小説である。
7日に放送された第1話では、堺雅人演じる主人公の半沢直樹に東京中央銀行支店長の浅野(石丸幹二)から強引な指示が下り、西大阪スチールに5億円の融資契約を取り付けることになる。しかし、新規の融資先にもかかわらず条件は無担保。優良企業と思えた西大阪スチールは莫大な負債を抱えており、粉飾決算が発覚、融資から3か月後には倒産してしまった。この結果、東京中央銀行は融資額5億円を騙し取られることになる。支店長の浅野は、その責任を全て半沢に負わせようと画策。常務の大和田(香川照之)にまで根回しをする。融資失敗の責任を負わされた半沢は自分を落とし入れた上司たちに反発し、5億円を取り戻すと宣言した。
この放送での堺の演技が「セリフに引き込まれる」、「迫力のある演技」などと称賛されている。また、ドラマに関しても「久しぶりに楽しみなドラマ」、「さすが池井戸潤原作」などと評価が高い。さらに主演の堺が4月に女優の菅野美穂と結婚したばかりということもあり、「菅野美穂はあげまん」、「菅野と結婚してから堺のドラマの視聴率が上がった」など菅野美穂のあげまん説まで浮上しているのだ。
第2話では、資産の差し押さえをめぐって半沢と国税局査察部統括官の黒崎(片岡愛之助)との激しい攻防が繰り広げられる。5億円を取り戻すために、必死に戦う半沢を演じる堺の演技力から目が離せない。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)