HKT48の“はるっぴ”こと兒玉遥がGoogle＋で、「さっしーって本当に凄いなぁ」と指原莉乃がAKB選抜総選挙で1位になったことを振り返った。指原が1位になった理由についてはメディアでも様々な分析が見られたが、核心には至っていない。兒玉のGoogle＋には読者から指原が1位になった理由がコメントされており、AKB選抜総選挙に最も近い位置にいるファンの考えが見えてきた。

『第5回AKB48選抜総選挙』で1位を争うと予想された大島優子と渡辺麻友の得票数を大きく上回り、トップに躍り出たのは指原莉乃だった。その意外すぎる結果に、世間では「指原が1位になるなんておかしい」、「運営の仕組んだものだ」、「事務所が組織として大量に投票したのでは」という声も聞かれたほどだ。

指原と同じHKT48に所属する“はるっぴ”は7月25日に『兒玉遥　Google＋』で、「さっしーって本当に凄いなぁ。1位！」と改めてそのことに感動している。それというのも「さっしーがHKT48にいることが、誇らしいというか安心というか、なんか…不思議」と思ったからだ。

そんな兒玉遥は「どうして1位になれたのかな？　ぐるぐるぐる…」としばし頭脳を回転させてみるが、「分かんないや！　でも、人の良さは確か！」と考えるのを諦めてしまった。彼女は指原について「人が良い」と評価しており、自らも「心の綺麗な人になろーっと」と目指しているようだ。

「はるっぴも1位になれるかな？」と問いかける兒玉に、読者からは様々なコメントが届いている。「はるっぴも1位になれるよ！　がんばれ！」と応援するメッセージと共に、「さっしーが1位になれたのは、やっぱりファンのおかげじゃないかな？　それと、本人が推される前から努力してたし」と指原が1位になった理由を分析したものも多い。

自らも指原に投票したというファンは、「きっと速報を見てさっしーファンが頑張ったんだろうね」と見ている。「かわいいとかだけじゃなくて、人の良さはほんと大事だよね。さっしーほど気を使える人いないよね」と兒玉の意見に共感するコメントもあり、“人の良さ”は指原の大きな魅力らしい。そればかりではなく「なんだかんだ言われてるけど、さっしーはすごいと思うよ。才能の塊みたいな人じゃないかな」という評価もあるのだ。

指原を“神様”と呼ぶファンは、「さっしーも最初から1位になれると思ったわけじゃない」と分析する。“へたれ”と言われた頃の指原は「人と同じようにやってたんじゃダメ」と考えて努力して今のポジションを手にしたことを解説すると、「はるっぴは、さっしーを真似しようとしても絶対にダメ。まず成功しない」と兒玉なりのポジションを確立するようにアドバイスしている。

もっとも「さっしーは確かに人が良い。心が綺麗かは…ん～どうでしょ。そこははるっぴの勝ちかもよ！」と指摘するファンもいるように、“人が良い”と“心が綺麗”はイコールではない。指原の昨今の言動を見ても、彼女は芸能人として活躍するために全力を尽くすあまり失言も目立つのだ。それは彼女のキャラクターとして受け入れられる反面、“本当は何を考えているのか”が見えにくくなり、結果的に“心が綺麗”から離れていく。

もちろん指原だけではない。芸能界に限らず世間では大人になるにしたがってそうした多面性を持つようになる場合も多い。兒玉遥やHKT48の若いメンバーはまだピュアな部分が残っているだけに、今は素直にそれを活かす時期なのではないだろうか。

指原莉乃が1位となった理由についてはまだまだ様々な意見が見受けられるが、やはり「本当にだれもさっしーが1位になった理由を正確に言い当てられる人はいないと思う」というコメントが最も正解に近そうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）