フジテレビ系の人気番組『ピカルの定理』にレギュラー出演している、モデルの加賀美セイラ(26)。ファッションモデルとして活躍し、結婚情報誌「ゼクシィ」のテレビコマーシャルで注目を集めた彼女。昨年から女優業や、タレント活動にも力を入れている。その仕事現場で驚いたのはカメラが回っていないところでの、お笑い芸人たちのある振る舞いだったそうだ。
7月2日放送の『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)に出演した加賀美セイラは、『ピカルの定理』で共演中の芸人らの姿に唖然としてしまったという。
「みなさんプロデューサーの名前とか、すごい覚えているんですよ」と話す、加賀美。特に平成ノブシコブシの吉村崇(32)には、“何でこんなに覚えているの?”と感心するらしい。また先輩芸人らに会った際には、「こんな風に芸人さんらは、ペコペコして」と実際にその様子を彼女は真似て見せた。何度もお辞儀している様は、まるでコントみたいだったのであろう。
加賀美によるとモデル界では先輩との挨拶はもっとラフで、「やっほ~、元気?」というような感じだそうだ。そんな挨拶が通じる世界で生きてきた彼女には、お笑い芸人が上の人にペコペコしている姿が奇異に見えたとしても不思議ではない。
ただ中堅芸人があるテレビ番組で、次のような話をしていた。バラエティ番組で大物ゲストや中心となる出演者の他に、脇を固める残り数人の枠を中堅芸人で争うことも多い。実力も人気も同程度となると、自分をその枠に選んでもらうには個人的な繋がりが大事になってくるそうだ。
レギュラー番組がなかなか増えないと、悩んでいた吉村。表向き“破天荒キャラ”で強気な言動が多いのだが、本当の彼は気配りし過ぎる小心者だと先輩芸人らから称されている。売れっ子モデルの加賀美にどう映ろうと、吉村ら中堅芸人たちは仕事を獲得するため必死なのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)