「いつやるか? 今でしょ!」で大人気の東進ハイスクール講師・林修氏(47)。CMやバラエティ番組に引っ張りだこの林氏だが、本業はあくまでも予備校の講師。このままのペースで、テレビの仕事を続けていくのだろうか。
6月9日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に、奥様と揃って出演した林修氏。ブレイク前から予備校が主催する全国の公開授業などで大忙しだったが、今年はさらにテレビの仕事も加わった。名古屋で医師として病院に勤務している奥様とは、離れて暮らすことが以前にも増して多くなってしまったという。
司会の上田晋也(くりぃむしちゅー)から「奥さんにしてみれば“予備校1本にしぼりなよ”っていうのはないですか?」と問われると、「いずれ、そうなると思います」と奥様は答えた。“いつかは飽きられるから”という理由もあるだろうが、どうやら最初から林氏のテレビ出演ができる期間は決まっていたようなのだ。
いつも林氏が使っているバックの中から、2冊の手帳が出てきた。昨年と今年の手帳をいつも持ち歩いているそうで、先の仕事の予定を入れるときに昨年のスケジュールを参考にしながら、検討するためだという。それを見ると昨年の4月~5月の2か月間は、年間で一番予備校でのスケジュールにゆとりがある時期だったのだ。だが6月からは夏期講習に向けて、林氏も忙しくなってくる。「6月に入ったら自然に(テレビから)フェードアウトしていくでしょうね」と、林氏はニッコリと微笑んだ。
林氏が多数のテレビ番組に出演して人気者になったことは、予備校にとっても大きな宣伝効果となったはずである。テレビの仕事を楽しんでいる林氏だが、決して自分を見失ってはいない。先のバックの中には添削しなければならない、生徒のプリントが入っていた。一枚一枚に赤ペンで丁寧に、コメントが添えられている。本業はやはり予備校の講師だということを彼は忘れてはいないのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)