エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「アイドル聴いてるとバカになる」? Negiccoの新曲に“余計なお世話”と反響。

Negicco(ねぎっこ)の新曲『アイドルばかり聴かないで』の歌詞が過激すぎるとアイドルファンの間で話題になっている。彼女達自身がアイドルグループだけに、「だんだんバカになる」というような思い切った内容を歌えるのだろう。同曲は元ピチカート・ファイヴの小西康陽がプロデュースしたことで注目されており、彼らしい歌詞だと冷静に分析するアイドルファンもいるようだ。

「どんなに握手をしたって、あのコとデートはできない」などの歌詞が気になる楽曲『アイドルばかり聴かないで』は新潟発のアイドルグループ・Negiccoが5月29日にリリースしたニューシングルである。

“男はロマンティスト”というが、大人になったら夢ばかり見てもいられない。そんな主旨の歌詞で始まる『アイドルばかり聴かないで』は、アイドルにのめり込む男子に恋する女の子の不満を歌ったものといえそうだ。アイドルファンとしては耳が痛い部分もあるのか、早速ハロプロファンによるサイトで「余計なお世話」と話題になっており様々な意見や感想が寄せられているのだ。

歌詞は歌が進むにつれ、より率直で過激なものとなっていき、「どんなに握手をしたって、デートはできない」、「どんなにお金を積んでも、キッスはできない」、さらにはアイドルの歌ばかり聴いていると「だんだんバカになる」、「身体に悪い」と続いていく。だが実は、この女の子は好きな男子に「もっと自分にかまって欲しい」と言いたいのだ。

小西康陽が所属していたピチカート・ファイヴ(2001年に解散)を知る者からは「ピチカートのノリだな」、「(ピチカート・ファイヴの)“大人になりましょう”のアイドル版だよな」といった感想が多い。一方で、そうした情報が無い者からは「歌詞を読んだときは鼻についたけれど、曲自体は面白かった」というコメントもあった。

さらには「目から鱗ってこういうこというんだな…涙が止まらないわ。俺、真っ当な人間になろう」と歌詞に共感したアイドルファンもいるようだ。他にも様々なコメントがあるが、ピチカート・ファイヴを知るものからはその影響が大きいという意見が多く、ピチカートを知らないものには斬新な歌詞とポップなメロディーが心地良く響くようである。

Negiccoは新潟の地元アイドルとして結成しながらも、現在では全国区で人気が上昇している。大ヒット曲こそまだないが『圧倒的なスタイル』や『ねぎねぎROCK ~私もお家に連れてって~』は耳にすることも多い。そんな代表曲のひとつに『アイドルばかり聴かないで』が加わりそうな予感だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)