元AKB48の平嶋夏海が『第5回AKB48選抜総選挙』で62位に入った。今回の総選挙は初めて立候補制となり、権利を得たAKBグループのOGも数名が立候補した。かつての活躍をもう一度とファンからも返り咲きが期待されたが、名前を呼ばれたのは平嶋夏海だけだった。平嶋は写真流出問題で活動を辞退していただけに、今回の復帰はファンの感慨もひとしおだろう。
「26位」という順位は平嶋夏海の代名詞となりつつあった。AKB48の1期生として2005年12月8日にAKB48劇場グランドオープンの舞台に立った彼女は、2009年に行われた『第1回AKB48選抜総選挙』から3年連続で26位となったからだ。
ところが、昨年の1月に男性と食事会をしている写真がネットに流出したことから、責任を感じた彼女は活動を辞退。その後は10月に舞台「GO, JET!GO!GO!~I LOVE YOUが言えなくて~」で芸能活動を再開していた。
だが、AKB48として活躍する夢は忘れられなかったようだ。今回の選抜総選挙が立候補制となり、彼女にもその権利ができたことから出馬を決意したのだ。
開票イベントが終わった6月8日の夜、彼女は『平嶋夏海 Google+』で「フューチャーガールズの平嶋夏海です!」とAKB48に復帰した喜びを報告した。「11806票という票数、62位という順位は、私の未来です」、「ステージ上から感謝の気持ちを伝えることができて良かったです」と改めてファンへお礼を述べている。
彼女は最後に、「62を逆にしたら26。やはり、切っても切れない数字なのかな?」と笑いながら因縁の数字“26”に触れている。念願のAKB48に返り咲いた彼女は、次の目標として“26位”を目指すことになるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)