NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の東京編ではヒロインのアキがアイドルグループ・GMT47を結成する展開となるのだが、そのメンバーが誰になるかが気になるところだ。天野アキ役の能年玲奈は当然加入するとして、他のメンバーについても徐々に明らかになっている。
NHKでの脚本は初めてという宮藤官九郎が手がけたドラマ『あまちゃん』は昭和の歌謡曲や東北の町おこしをテーマに進行する。ヒロインの天野アキ(能年玲奈)は東京の女子高から母の出身地の東北に移り住み、祖母の後を継いで海女となるがやがて地元のPRのためにアイドルとなる。後半では東京へ戻り、各県の地元アイドルが集まったアイドルグループ・GMT47(ジモトフォーティーセブン)を結成することになるのだ。
この、GMT47のメンバーとして能年玲奈演じる天野アキの他に数名が明らかとなっている。
まず、入間しおり役を務めるのが女優の松岡茉優だ。彼女は子供番組『おはスタ』(東京テレビ)の“おはガール”を務めた経験がある。その後もドラマや映画で女優として活躍しており映画『桐島、部活やめるってよ』にも出演した。彼女が演じる入間しおりは埼玉県出身でGMT47のリーダーで、アキの良きライバルという設定だ。
東北宮城県出身でアイドルグループ「仙台牛タンガールズ」の元メンバー小野寺薫子の役を務めるのは、13歳の優希美青だ。彼女は昨年の“ホリプロタレントスカウトキャラバン”でグランプリを受賞している。若いながらドラマ『雲の階段』(日本テレビ系)に出演しており、映画の主演も決まっている有望株だ。ドラマでは天野アキと寮で相部屋生活を送る設定となる。
やはり“ホリプロタレントスカウトキャラバン”で2007年のグランプリに選ばれた足立梨花は『足立梨花オフィシャルブログ』で『あまちゃん』への出演決定を報告して「わぁーいわぁーい」と歓喜しており、「まだまだ“あまちゃん”な私ですがみなさんの心に残るよう、精一杯やらせていただきます」と意気込みを綴っている。
ただ、彼女は「なんと…アイドルグループのセンターをやらせていただくのですっ」と“マメリン”こと有馬めぐの役になることを明かしているが、アイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」(通称、アメ女)の写真を掲載している。アメ女は大物プロデューサーで芸能事務所「ハートフル」の社長でもある荒巻太一(古田新太)によるアイドルグループだ。その荒巻が次に着手するのがGMT47なのである。
つまり“マメリン”有馬めぐはアメ女のセンターとして登場するようだが、その後でGMT47に入る流れも考えられる。いずれにしろ、NHKドラマ『ふたつのスピカ』や『ゲゲゲの女房』にも出演して女優としても活躍する足立梨花がアイドルグループのセンターをどのように演じるか見どころとなることは違いない。
GMT47はAKB48をイメージさせるネーミングだけに、第6話でアキの東京でのクラスメイトとして出演したAKB48の藤江れいながなんらかの流れでGMT47に入る可能性はないだろうか。
足立梨花のブログでは「東京編なのでマメリンの登場は6月の後半ぐらいです」と記されており、これから他のメンバーも続々決定することだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)