『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』で1位となった指原莉乃がセンターを務める次のシングルは、“びっくり音頭”的なものになると思われた。しかし内容は一転して、“ダンスナンバー”となることが分かった。6月22日に福岡のHKT48劇場近くで行われたMV撮影で、新シングルの楽曲を聴いた関係者が証言している。
HKT48劇場支配人による『尾崎充 Google+』で、6月22日に行われた『AKB48 32ndシングル』MV撮影が報告されている。福岡ヤフオクドーム前のホークスタウンを完全封鎖して、「3000人以上の皆さんと揃いのダンスを楽しむシーン」が撮られたという。
尾崎支配人は撮影現場で流れた新シングル曲について、「そうなんです。32ndシングルは“音頭”ではなく、“ダンスナンバー”だったのです」、「皆さんで踊れる曲には間違いはないのですが」と明かしている。
また、AKBファンによるサイトではMV撮影のエキストラから音源が流出した件に触れており、新シングルについて「一時代前のアイドルの曲って感じ」、「ロコモーション思い出した」、「イントロがヴァン・マッコイのハッスル」などの感想があった。
秋元康はラジオ番組で、指原莉乃から新曲についてメールで質問があった際に「調子に乗らないように『びっくり音頭かな』って答えた」と話しており、どうやら“音頭”というのは冗談だったようである。
撮影に参加した選抜メンバーがGoogle+で公開した写真からも、パレードのような衣装でノリの良い楽曲と振付けを楽しんだことが伝わる。撮影現場ではエキストラの一部で混乱もあったと言われるが、尾崎支配人も「3000人以上の方々と、ひとつになっての“作品創り”は見事でした」と総評しており完成が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)