『AKB48選抜総選挙ミュージアム』でのイベント“ナイトミュージアム”にて、AKB48のスタイリストでメンバーの相談役としても知られる茅野しのぶさんがファンからの質問に答えた。「麻里子様と板野はスタッフへの感謝をきちんと口に出す…」といったメンバーや運営に関しても率直に語られて、ネットでも評判となっている。もっとも茅野さんによると、実際に話した内容とズレて流れているものもあり、思わずGoogle+で「どうしてくれるんだ!」と指摘していた。
6月16日までベルサール秋葉原で開催されている『AKB48選抜総選挙ミュージアム』では、6月10日~14日の間にAKB48の関係者による“ナイトミュージアム”が行われている。11日に担当したAKB48のチーフスタイリスト・茅野しのぶさんの質疑応答の内容がツイッターでつぶやかれると、AKBファンのサイトでも「おもしろい」と話題になった。
いくつかを要約すると「篠田麻里子と板野友美はスタッフへの感謝をきちんと口に出す。その2人が凄いのは体型が絶対に変わらないプロ意識」、「板野は背が低いので高いヒールをリクエストしてくるが、パフォーマンスはきっちりやるからプロ」というものや、「指原が1位になった瞬間、まじで裏方みんな大絶叫だった。“あの指原が!?”みたいな。でも変わっていかなきゃいけない」などのメンバーに関する裏話は興味深い。
またSKE48の新しい衣装については、卒業者がたくさん出たグループを見て「とにかく何か変えようと思って作った」という。「ハデハデな衣装は客席のサイリウムをイメージ。SKEはAKBよりサイリウムが派手だと思った」ことからできた衣装なのだ。
「衣装はアイドルの商売道具だから」とこだわりを持つ彼女は、本家AKB48と姉妹グループHKT48では衣装の予算に差があるが「クオリティに差はつけてない」、「選抜とか研究生とかランクはあるけど、その中で最高のものを作るし干さない」と言い切る。
他にも茅野さんの話は、運営の内容からファンにアピールする方法など多岐にわたっており、ツイッターでつぶやかれた内容をまとめたサイトには衣装や運営への意見がある中で、「こういう裏話的な感じいつもおもしろい」、「こういう人いてくれると安心するな」というコメントも見受けられた。
このようにネット上で話題になっているところへ、彼女自身が12日の『茅野しのぶ Google+』で「昨日のイベントの話が炎上してる私がきましたよ!」とその件に触れているのだ。
彼女は「話を抜粋してくれた人! 本当ありがとー」と感謝しつつも、「SKEのライブがつまんないって話になってる! どうしてくれるんだ! 私がそれで智也にフラれたら!」と指摘している。
“ナイトミュージアム”で「メンバーが卒業した後にSKE48のDVDを見返したら衣装がつまらない」と言いたかった部分が、場合によってはSKE48のステージがつまらないととられる表現となっていることを指しているようだ。また、「私がそれで智也にフラれたら!」とは、SKE48の芝智也劇場支配人について「智也と私がくっつくことはあっても、SKEの子っていうのは絶対ないから…」と話した内容を、冗談っぽく交えているのだ。
茅野さんは「まぁさ、話が気になる方はまた来てねー」と呼びかけており、こうした興味深い話が聞かれるイベントはファンも楽しみだろう。ただ次がいつ開催されるかは未定な上に、彼女による「強制的ハグ会」がついてくるとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)