ハリウッド俳優のトム・クルーズが登場した『笑っていいとも!』のステージには、世界的に有名な俳優や女優から贈られた花が並んだ。その中に“ももち”から届いた花があり、司会のタモリも驚いていた。
前日の『笑っていいとも!』で、出演が予告されただけで会場が騒然となったほど人気のトム・クルーズが5月8日、ついにスタジオ・アルタに登場した。観覧客からはしばし歓声が続き、タモリも次の言葉がなかなか切り出せなかった。
ステージ上には、トムが主演する映画『オブリビオン』で共演するアカデミー賞俳優のモーガン・フリーマンや007シリーズのボンドガールに抜擢されたこともあるオルガ・キュリレンコ、そしてジョセフ・コシンスキー監督から贈られた花が並んだ。
また、映画コメンテーターとしてトムと面識のあるLiLiCoやアイドルの“ももち”こと嗣永桃子からも花が届いていた。「ももち?」とそのプレートを見たタモリは驚く。それは『約1年半ぶりですね、おとももちの“ももち”より(Berryz工房)』と書かれていたのだ。
「ももち知っていますか?」と通訳の戸田奈津子さんを通してトム・クルーズに確認すると、彼は首を横に振る。「知らないのに花を贈って」とタモリがそのプレートを引き抜こうとまでしていた。
本当にトム・クルーズと面識が無いのに自分の名前を宣伝しようと花を贈ったのならばその行動は賛否を呼びそうだが、実はこの2人は共演したことがある。
テレビ番組の企画で、嗣永桃子がトム・クルーズにアポイントなしで突撃してサインをもらったのである。2012年1月1日深夜放送の『アゲアゲプレゼントTV』でのことなので、「約1年半ぶり」というわけだ。
一瞬の出来事だったのでトムも覚えていないのかもしれないが、当時も通訳を務めていた戸田奈津子さんも反応がなかったのは“ももち”としても残念だっただろう。
ちなみにこの日の『いいとも』で、トムは100分のXアンケートで「ニューヨークのエンパイアステートビルに行ったことがある人」と出題して10人と予想。なんと見事に、該当者が“10人”だったのである。
「ワオッ!」「ハッピー!」と彼は英語で叫んで興奮していたが、タモリも「スターはやることが違うね!」と唸っていた。これほどの大スターなのだから、“ももち”が花を贈るにはもう少し知名度が高くなってからのほうが良さそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)