AKB48の日本武道館公演で発表された「春のメンバー人事」でSKE48の兼任が解除となった北原里英が、5月8日にSKE48劇場でラスト公演を終えた。SKE48のメンバーからブログで数々のメッセージが送られたが、北原が短期間のうちにSKE48で果たした役割の大きさが分かる内容ばかりだ。
昨年の11月にSKE48との兼任がスタートした時には溶け込めるか不安だったという北原里英だが、8日のラスト公演では「いい時間を過ごせた」ことで自分もSKE48の仲間になれたと自負した。
そんな彼女の言葉を裏付けるように、松井珠理奈は公演終了後に『SKE48オフィシャルブログ』で「本当に、たくさんの曲を一生懸命覚えてくれたから、また一緒にSKEとして歌えるといいな」と北原と過ごした日々を振り返る。「りえちゃんには感謝することばかりです。りえちゃんが兼任してくれて、本当によかった」と心境を綴っているのだ。
『SKE48 中西優香オフィシャルブログ』では「北原にとってSKE48との兼任が素敵な思い出になっていたらいいな」とメッセージが送られており、「今夜は北原のお家にお泊まりです。いっぱい語るぞー」と明かしている。北原がすっかりSKE48の仲間になったことを物語る内容である。
菅なな子も『SKE48 菅なな子オフィシャルブログ』で、「何よりもりえさんは凄く優しくて、私にたくさんかまってくださいました」と北原が気にかけてくれたことを振り返っている。「AKBさんのイベントなどで会えたら、たくさん話したいなぁって思いますっ!」、「りえさん! だぁぁいすき」とすっかり北原ファンとなっているのだ。
高柳明音は『SKE48オフィシャルブログ』で北原の最終公演を観劇したことを報告しており、本番前に楽屋に挨拶に行くと「ちゅりー! 会いたかったー!!」と北原が抱きついて迎えてくれたという。「あぁ、こんなに仲良くなれたのに。一緒に劇場ステージも立つことなく今日で終わりなのか」と寂しく感じたそうだ。
高柳はいつもとは違い、観客席から見るステージの北原を「やっぱり、りえさんのオーラはすごかったです。なにより楽しい~!って全身から感じるパフォーマンスでした」と絶賛。次はAKB48の劇場に見に行きたいと感じたほどだ。「りえさんの経験を経て、もっともっとSKE48良くしていきたいです!」、「たくさんSKE48に愛をありがとうございました!」と感謝するのだった。
秋元康によると今回の兼任解除はスタッフからの「スケジュール的に厳しいのではないか」という提案があり、それに任せたという。実質の兼任からおよそ半年間で、北原里英や横山由依はSKE48やNMB48へ馴染もうと必死に努力したことだろう。グループのメンバーとファンはそのことを分かってくれていることが救いである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)