エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】Sexy Zoneが「アイドルとして尊敬する」と絶賛。“ももち”のプロ根性とは。

“ももち”こと嗣永桃子がテレビ番組で語った楽屋アピールでのエピソードを聞いて、ジャニーズのアイドルグループ・Sexy Zoneのメンバーが「プロ根性を感じる」と絶賛した。彼らは“ももち”のどこに感激したのか。

アイドルグループ・Berryz工房の嗣永桃子は自らを“ももち”と称する。バラエティ番組では共演者の楽屋を訪れて、自作の“ももちボード”を使って自己紹介するのがお決まりだ。4月30日に出演した『ライオンのごきげんよう』で、“ももちボード”にまつわるエピソードを明かした。

ボードには彼女のイラストと共に「ももち、今日もかわいすぎて許してにゃん。嗣永桃子(Berryz工房)」と書かれている。先日、他の番組でこのボードを披露したところ、ナインティナインの矢部浩之から床に叩きつけられて傷んだので「新しく作りました」と“ももち”は説明していた。そんなボードである。

それでも“ももちボード”を持って楽屋で挨拶すると、「かわいい、手作りなの?」と反応してくれる芸能人がほとんどだ。そんな中で、彼女がお笑い芸人の土田晃之の楽屋に張り切って向かおうとすると、「“ガチャ”って鍵がかかったんです」という。「土田さん、ももちでーす」と呼ぶと、「大丈夫です、知ってますから」と返事があるだけで鍵は開くことはなかった。

さらに、あの和田アキ子の楽屋を“ももちボード”を持って訪れようとすると、手前でスタッフから止められたそうだ。和田アキ子にそんな挨拶をすると何が起きるか分からないので、スタッフも必死に止めたようだ。

そんな冷たい仕打ちにあうも、彼女は「怒られても続けるつもりです。止める気はありません!」と“ももちボード”を使った楽屋のあいさつ回りを継続することを宣言したのである。

この日は、Sexy Zoneのメンバーから中島健人、佐藤勝利、菊池風磨の3人が出演しており、彼女の話を聞いて感心していた。佐藤が「びっくりしました」とその行動に驚くと、菊池も「カッコいいですよね! やり方をひとつ決めて、曲げないのは」とコメント。中島が「同じ、アイドルとしてプロ根性を感じるっていうか。尊敬しました」と絶賛した。

“ももち”もここまで肯定されるとは思わなかっただろう。「もっと、褒めてください~」と照れていた。実は彼女の熱いファンになると、“ももち”ではなく“嗣永プロ”と呼ぶらしい。それは歌やダンスにバラエティまでとことん追求する彼女の“プロ根性”に敬意を表してのことだ。Sexy Zoneはわずかな時間で、彼女のその魅力を見抜いたのである。アイドル同士で通じるものがあったのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)