俳優の坂上忍がテレビ『踊る!さんま御殿!!』で、タレントのホラン千秋にアプローチした。彼は昨年の2月に同番組で眞鍋かをりと意気投合して電話番号を交換したが、放送日の2日後に眞鍋の熱愛報道が発覚し痛い目にあっている。今回のお相手、ホラン千秋にはその教訓を踏まえて臨んだようだ。
「今が一番いい頃だと自分でも思っている…」と眞鍋かをりは坂上忍に好意的な態度を見せていた。昨年の2月21日に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日テレ系)で、共演した坂上忍と眞鍋かをりは終始会話が盛り上がり、坂上が「ガチですよ!」と電話番号を渡すと「はい、ガチですね」と彼女も受け取ったのだ。
それから1年以上が経ち、眞鍋かをりと吉井和哉の関係も破局報道が流れたりそれを否定したりと穏やかならぬ様子だ。
5月21日の放送では「気になる異性に対面SP」と題して、独身の男女6組が出演した。冒頭で昨年放送された坂上と眞鍋の件が紹介されると、「電話番号を交換してすぐ“熱愛発覚”って何なんだ!」と坂上は思い出して憤る。彼は先日、久しぶりにその眞鍋と共演することがあったという。彼女は坂上の楽屋にあいさつに来ると、「すみません電話できなくて。でも坂上さんの電話番号は財布の隅っこに入ってますから」と詫びたそうだ。
そんな一件もあったことから、MCの明石家さんまは「真剣に考えている人もいるので、番組のためとかうわべだけはやめましょう」と釘を刺しており、出演していた吉村崇(平成ノブシコブシ)も「ガチでいきましょう!」と気合いを込めていた。
坂上忍が気になるという女性がホラン千秋だ。報道番組『NEWS ZERO』のキャスターを3月で降板した彼女だが、坂上とは以前にクイズ番組で共演したことがある。坂上はその時の印象を「若いのに品がある」と語ると、ホランは「いやいや、私の本性を知らないだけですよ」と笑って返す。
彼女が「私は普段はラフというか、けっこう雑ですよ」と明かすと、今度は坂上が「それはちょっと困る」と焦った。彼は潔癖症で知られ、あまり雑な性格の女性は合わない。しかし坂上と20年来組んでいるマネージャーが「ホランさんとかどうですか?」と交際相手に彼女を推しているので、なおさら気に入っているのだ。
坂上は今年46歳でホランが24歳、22歳の差がある。たとえば24歳の彼女に、坂上が「言葉遣いが悪い」と注意した場合「24歳なんだからいいじゃない」と返されたら、「歳とか関係ないだろう!」と黙ってはいられないという。すると「それ、素敵!」と意外にもホランが共感を示し、「私は大人の方が『そのうち分かるよ』というのが“大嫌いワード”のNO.1なの!」と主張した。坂上も「おお~だったら合うよね!」と2人で盛り上がったのである。
また、ホランが「(心が)傷ついても、傷ついていないふりをする男が嫌い」と以前つきあったことがある男性の話を始めた。彼女の発した言葉で彼を傷つけたのではと思い、「ごめんね」と謝ると「いや、大丈夫、そんなことないから」と言いながらもため息をついたりしてずっと引きずられたのだ。「モヤモヤしたのは嫌なので30分間押し問答して、ようやく彼が『実は傷ついた』と明かした」という。
坂上も納得して「僕らは気が合うね! 僕は傷ついたら『今のは傷つくんだけど!』って言う」とアピールしていた。ホランがその元カレと押し問答した時間がムダだと主張すると、「僕もムダな時間は嫌いだ。チャッチャッとすすめるタイプ」と坂上のトークも熱が入る。
だが、気が合うことばかりでもない。坂上が最もグッとくる女性の仕草について、「おしぼりの袋を端っこだけ破って、3分の1くらい出して差し出されるとたまらない」や「口元に食べ物がついた時に、指でつまんで食べるのはダメ。小指でさりげなくとって見えないところで(ハンカチなどに)処理して欲しい」と語ったのだ。
ホランは「おしぼりは開けたら自分で使っちゃうし、口についたのもおしぼりで拭きますね」と答えると、「それは直そうよ!」と坂上も強く主張しており、それだけは受け入れられないようだ。
そんな2人だが、最後にテーブルを囲んで軽食を取る場面では坂上が「今、電話番号を渡しました」と報告すると、ホランもカードを見せて受け取ったことを確認した。「最悪、彼がいても一回は連絡してね」と坂上から言われたホランは、「私の場合、報道はないと思いますが」と笑っていたのだ。
ホラン千秋のブログ『Chiaki’s Canvas』には、番組を見た読者から「ホランさんは見た目とのギャップがかなりあって面白い」などの感想と共に、「さてさて、恋のゆくえは?」、「坂上さんと良いコンビ!」などのコメントも届いている。
果たして、坂上忍はホラン千秋との交際にこぎつけることができるのか。そうなれば、眞鍋かをりとの一件も心から笑い飛ばすことができるが、もし同じパターンを繰り返した場合には彼に新たなキャラができてしまう可能性もありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)