HKT48のメンバーが4月末に行われた日本武道館公演での裏話を披露し、話題になっている。話題の中心はAKB48からの移籍組である指原莉乃と多田愛佳だ。HKT48で果たす現在の2人の役割が伝わるエピソードで、特に指原の行動はネット上で「さすが支配人」との声があがっている。
HKT48の松岡菜摘が武道館公演を終えた4月28日の『松岡菜摘 Google+』で、「正直、頭があまりよくない私には(笑)これでもか!というくらいに覚えることがあって、くじけそうにもなりました」と明かしている。HKT48にとって初の武道館単独公演に加えてAKB姉妹グループとのステージもあり、かなりの重圧だったようだ。そんなときに常にメンバーを叱咤激励するのが指原莉乃と多田愛佳だ。「困ってるとすぐに助けにきてくれるさっしー。逆に言わずに見せてくれる愛ちゃん」と、指原と多田がそれぞれのやり方でHKT48内のバランスをとっていることが分かる。
武道館のリハーサルで、曲目が多く思うように覚えられなかった松岡。泣き出した松岡に指原が「一緒にやろー、まだ時間あるから一緒にやろー」と携帯電話で音楽を流して教えた。このとき松岡は、「さっしーの偉大さに気づいた」という。一方で多田についても、「正反対の愛ちゃんとさっしーがすごくバランスをとってくれてる」と、2人の先輩の存在に改めて感謝しているようだ。
ファンからも「ツナ(松岡)は本当に参ってたんだな。指原よくやってくれた」、「こういう時の指原ってすげーな」、「さすが支配人っていうエピソードだね」、「らぶ姉(多田)さんもかっこいいで」と、指原と多田の絶妙なバランスを評価する声が聞かれる。
さきごろの「春のメンバー人事」にてHKT48劇場支配人の兼任が発表された指原莉乃。彼女は名実ともにその役目を果たしつつあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)