人気グループ嵐の冠番組『VS嵐』で、メンバーの櫻井翔と相葉雅紀がキスをするシーンが雑誌で掲載されて話題となっていた。放送ではカットされるのではないかと危惧されていたが、その一部始終が流されたのだ。2人はいったいどういう経緯でキスを交わしたのだろうか。

櫻井と相葉がキスする写真は国内にとどまらず、香港の新聞でも掲載されるほど話題となったものだ。4月4日に『VS嵐』3時間スペシャルが放送され、“バンクボウリング”の対決でその時はやってきた。

“バンクボウリング”は2人組でボウリングのボールを反り返っている斜面に向かって投げて、反動で戻ってきたボールでピンを倒すゲームだ。櫻井翔と相葉雅紀がペアとなり気合十分で投球するが、2人のボールが斜面上でぶつかってしまう。そのため、ボールは並ぶピンの両サイドに分かれてかろうじて6本が倒れただけという大失敗に終わったのだ。

共演していた河本準一（次長課長）が「仲直りせえへんからや」とダチョウ倶楽部のキスネタを振ると、観覧客から「キャーッ！」と悲鳴が沸いた。そうなると2人も後には引けない。一瞬苦笑するが、やがて相葉が櫻井の服の襟をつかんで言いがかりをつけた。

傍らからは二宮和也が「ケンカはやめて！　（ゲストの芦田）愛菜ちゃんも見てるから！」と呼びかけて逆にけしかけた。いよいよ避けられなくなった2人の様子に共演者も観客も期待を膨らませて、悲鳴まじりの歓声はどんどんヒートアップしていく。

相葉と櫻井は言い争いながら顔を近づけていき、ついに“チュッ”と唇でキスを交わした。ダチョウ倶楽部のネタを真似たとはいえ、前評判どおりに間違いなくキスしたのだ。2人は笑顔に戻り握手とハグをして一仕事終えたことをねぎらった。

そんな2人に、ダチョウ倶楽部と関係の深い芸人の土田晃之は立ち上がって「トップアイドルにそれをやられたら、出川さんと上島さんの仕事がなくなちゃうの！」と訴えていた。

これまでも、KAT-TUNのメンバーが上島竜兵とキスしたりSMAPのメンバーが稲垣吾郎がマツコ・デラックスとキスしたことはあるが、今回は嵐のメンバー同士によるキスだけに周囲の反応も想像以上に熱かった。土田もさすがに危機感を感じたようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）