ロシア南西部カルーガ州で、落下したつららが軒下にいた8歳の少女に直撃し死亡するという事故が発生した。『tz-online』が2日付けで報じている。

事故が発生したこの家には、今回のように重量のある、あるいは刃物のような鋭さのあるつららが発生した場合には、家屋の管理会社が責任を持って除去しなければならないという規定があった。よって今回の事故は、規定を守らずつらら除去を怠っていたことが原因であるとして、警察は管理会社の責任者を逮捕している。

また同地域ではこれより少し前に、10歳の少女2人が氷上で遊んでいる最中に氷が崩壊し溺死した事故も発生している。これらの事件を受けカルーガ州知事は小さな子供を持つ両親に対して、季節の変わり目によって生じる氷雪の緩みには十分注意して欲しいと呼びかけた。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）