洗脳騒動や、家賃滞納問題で芸能活動を休止していたお笑いタレント、オセロ・中島知子が約2年ぶりにテレビに出演した。 番組のインタビューで中島は今回の出演は事務所を通さず独断で出演したと語っていたが、過去にオセロと共演経験のある爆笑問題・太田光は、中島ではなく意外にも出演を依頼したテレビ局へ苦言を呈した。

2日深夜放送の『JUNK　爆笑問題カーボーイ』（TBSラジオ）でのこと。爆笑問題・太田光は、過去にテレビ番組『大好き！東京ゲスト10』（TBS　現在では放送終了）で共演したこともあるオセロ・中島知子について語った。

太田はオセロの2人について、頭が良く仲の良いコンビだったと振り返る。しかし今回、中島が『ワイド！スクランブル』（テレビ朝日系）に事務所を通さずに出演したことについては、「テレ朝もどうかと思う」とテレビ局側へ苦言を呈した。爆笑問題の2人が言うには、女性同士の芸人コンビは関係を保つのが難しく、過去に数々の解散する姿を見てきたそうだ。また太田は「コンビのことは、コンビにしか分からない」と語り、中島へのテレビ出演交渉の段階で、相方の松嶋尚美側に前もって承諾を得るなどの配慮があっても良かったのではないかと指摘した。

松嶋は当時、中島のことを心底心配し、占い師と言われる女性と同居していたマンションから独自の“奪回作戦”まで考えていたほどだ。その際、あまりにも真剣に無鉄砲な計画を企てる松嶋を、まわりの人々は思いとどまるように説得したことまであったという。

「オセロ・中島が2年ぶりにテレビ出演」と聞いて喜んだファンも多いだろう。しかしその姿を見て、爆笑問題・田中裕二も「なんかなぁ…」と思わずつぶやいてしまうような違和感を持った人も多いはずだ。いずれにしても、今後もオセロの2人を見守るしかないようだ。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）