エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「恵比寿のOLさんに感謝」。48キロダイエットした女芸人・まぁこを挫折から救った衝撃的な出会い。

1年間で48.4キロ痩せて本まで出した女芸人・まぁこだが、ダイエットの大敵ともいえる“停滞期”に苦しんだことをテレビ番組で明かした。しかし彼女は恵比寿のコンビニで衝撃的な気づきを体験したことで、そのスランプを乗り越えたのである。

体重が97キロあったまぁこは、テレビ『Oh!どや顔サミット』のダイエット企画によって1年間で体重を48.6キロまで落としてダイエットに成功した。4月19日の『ライオンのごきげんよう』に出演した彼女は、リバウンドもなく楽しく過ごしていると経過を報告したのだ。

彼女がダイエットした方法は著書『女芸人まぁこの48.4kgやせ大変身ダイエット!』に詳しいが、番組では「いろいろ勉強して食べていいものが分かるとストレスがなくなった」と話している。スーパーやコンビニで食品を買う際に、カロリー表示ばかり気にしていると辛いものだ。

彼女が言う「食べていいもの」とは、たとえば「アボカドはカロリーは高いが、脂肪を分解してくれる」、「鮭の皮と身の間の脂は筋肉を作ってくれる」、「運動する30分前にブラックコーヒーを飲むと代謝が上がり、脂肪が落ちやすくなる」といったようなことだ。「食べてはダメ」から「食べてもいい」と考え方を変えてから、ダイエットもずいぶん楽になったという。

ところが、まぁこもダイエットする者の多くが挫折する原因とされる“停滞期”の壁にぶち当たったのだ。彼女は「どんなに食事制限しても運動しても体重が落ちない」状況が続くので、辛くて落ち込んでいた。

そんなある日、お昼どきに恵比寿のコンビニに入って食品のカロリー表示を確かめているまぁこの目に、レジに並ぶOLの姿が飛び込んできた。「OLさんは手にサラダとおにぎりと野菜ジュースを持っていたんです!」と彼女はその情景を思い出す。

まぁこの中に「自分だけが辛いダイエットをしていると思っていたら、世の中の女子は普通に節制しているんだ!」と衝撃が走ったのだ。それというのも、彼女はダイエットする以前にはコンビニに入ると「カップラーメンの大盛りと、お弁当、小さなパンにレジ横のチョコやお団子、揚げ物などを買っていた」からだ。

「女子はみんな努力しているんだ」と気づいたまぁこは、“停滞期”の辛さを乗り越えることができたのである。彼女は「あの恵比寿のOLさんにお礼を言いたいくらいです。今でも顔をしっかり覚えていますから」と感謝していた。

今では外食もするしお酒も飲むが、日頃から食べ物や運動に気をつけているのでリバウンドはしていない。痩せてから“お腹がすく”という感覚が分かるようになったという彼女は、「生まれて初めて“くびれ”と“鎖骨”に出会った」と喜んでいた。

さらに「背中がかゆい時には、それまで柱にこすりつけて掻いていたが、痩せると手が届くようになった」、「太っていると夜いくら寝ても疲れがとれないのに、今はぐっすり眠れる」、「靴下以外の服のサイズがすべて小さくなり、メガネまでぶかぶかになった」とダイエット前に比べて嬉しいことばかりで、楽しくやっているという。

だが、それも恵比寿のOLに会わなければ叶わなかったのかもしれない。きっかけはどこに転がっているか分からないものである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)