AKB選抜総選挙にAKB48とSDN48を卒業した小原春香が立候補した。彼女には今回の総選挙に出馬する気配を感じなかったのだが、先日行われたSDN48の1周年コンサートでアイドル魂に火がついたようだ。
第5回AKB48選抜総選挙が立候補制となりAKB48の卒業生にもその権利があると発表されると、浦野一美や野呂佳代、佐藤由加理といったAKB48からSDN48への異動組が次々と立候補した。結婚した大堀恵はまだ検討中で、ファンへ意見を尋ねている段階だ。
そんな中で小原春香が出馬したのは予想外だった。彼女はAKB48劇場カフェの売り子をしながら『AKB48 第二回研究生(5期生)オーディション』に合格している。その後1年以上をかけて旧チームBに昇格するが、翌年にはSDN48へ異動することになった。
正直なところ、前述の浦野一美や野呂佳代、佐藤由加理に大堀恵といった卒業メンバーに比べてメディア露出は少なかったが、舞台やミュージカルで活躍しており、4月19日には3枚目のDVD『きゅるるんハート』を発売するようだ。
グラドルとしてセクシー路線へ進もうとする小原春香だが、3月31日に開催された「SDN48 卒業1周年記念公演」で心が動いたことをブログ『君にきゅるるん』で明かしている。
秋葉原のAKB48劇場で公演を終えた彼女は、ファンやスタッフそしてメンバーとの一体感を思い出した。「何年も歌って踊ってきてお家のように落ち着く場所は、1年の空白があっても変わっていませんでした!」と感激したのだ。そんな体験から「歌って踊るアイドル。この環境が私の一番大好きなことなんだなっ!」、「やっぱり、一生アイドルでいたい!」と思うにつれて総選挙出馬へと気持ちが動いたのである。
「卒業してどっかで大人になろうとしてたけど、アイドル魂はまた復活しました!」と出馬宣言すると、「またAKB48プロジェクトに参加できる機会だもん。楽しみたいです!」と選抜入りにも意欲を見せた。
彼女の行動は早い。『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』特設サイトには4月2日の立候補者として小原春香の名前が追加された。現在24歳の彼女はソロDVDを3枚も出すルックスで、「本仮屋ユイカに似ている」といわれる美形なのだ。今回の総選挙では現役メンバーを脅かす存在となるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)