NOTTVの公開生放送番組『AKB48のあんた、誰?』で、4月24日の放送中に思わぬ事態が起きた。MCを務めた新妻悠太(トップリード)は、Google+で生放送中に「たくさんのハプニング」があったことを綴っている。AKBグループとして唯一出演した“シンディー”こと浦野一美も、「今日は沢山の方に助けてもらいました」とスタッフやファンに感謝している。ツイッターでは同じ頃に会場のAKB48カフェ前にパトカーと救急車が停まったという写真と情報がツイートされており、警察も出動する騒動だったようだ。
『AKB48のあんた、誰?』には本来4名のメンバーが出演するところだが、武道館公演のレッスンがあるので4月24日の放送はAKB48グループからOGの浦野一美が唯一出演した。翌日の『浦野一美 official blog「Cinderella Magic」』では、「みーんなが一つになって、番組を無事に放送することができました」と他のAKBメンバーが不在ながらもMCのお笑い芸人やスタッフ、そしてファンに助けられたことを感謝している。
彼女が「こんなに愛されている番組って、あるんだろうか。こんなにお客さんと一つになれる番組って、あるんだ…」と感動したのはメンバー不在の中、1人で大役を果たしたこともあるが、放送中に起きたハプニングを無事に乗り越えたことも大きい。彼女のブログには事情を知ったファンから、「なんか大変だったみたいだね。お疲れ様」、「色々あったみたいだけど、みんなで協力して盛り上がったみたいで結果オーライ」といったコメントが寄せられている。
MCの1人、トップリードの新妻悠太は『新妻悠太 Google+』で「たくさんのハプニングがありながらも、お客様も含めみんなで必死に助け合い、漕いで漕いで漕いで前に進んで行く感じがとても素敵で感動いたしました!」と会場が一体となった感激を綴ると、「チキチキさん、シンディありがとう! お客様、ありがとう」と出演者が手を合わせて詫びる姿を掲載して気持ちを伝えた。こちらにも「大変でしたね。またあん誰ファミリーの絆が強まった」、「シンディーが無事で良かった」などのコメントが届いている。
AKBファンのサイトに寄せられた情報によると、この日の会場で観客の男性1人がスタッフともめて大声で怒鳴るなどして騒いだ。それは放送中にも行われたために、浦野一美が困惑する場面もあったが、ファンが一致団結して番組を盛り上げたという。その男性は放送終了後も騒ぐのをやめず、かけつけた警察官に事情聴取されたとのことだ。
また同じ時間帯にツイッターで、救急車の写真と共に「秋葉原駅ロータリーにパトカーと救急車が停まってる。お巡りさんがAKBカフェに入って行った」というつぶやきがあり、このハプニングと関係していると思われる。
浦野は『新妻悠太 Google+』でも「本当、ありがとうございましたああ…みんながいてくれて良かった」とコメントしており、感謝を伝えても伝えきれないという感じだ。彼女にとってこの日の会場で盛り上げてくれたファンたちの姿は、生涯忘れない思い出となるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)