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スウェーデン南部の街ルンドの地方裁判所で、27歳の男にお尻を掴まれたことが原因で、その顔を殴り負傷させたとして起訴された23歳の女性に対する裁判が行われた。判決では、女性のみに対して罰金刑が課せられた。
スウェーデンの日刊紙『Sydsvenskan』によると昨年夏、ルンドのディスコで27歳の男にお尻を鷲掴みにされたこの女性はその直後、後ろを振り返りざま“本能的に”殴りつけてしまった。拳が男の顔面に直撃し鼻が骨折、それにより男は女性に2万5000クローナ(約36万円)の損害賠償を請求する裁判を起こしていた。
ルンドの地方裁判所で先日行われた裁判では、女性の行為は男からの挑発を受けたものではあるが正当防衛には該当しないという判決が下された。女性に対し罰金2500クローナ(約3万6000円)の支払いを、また男の請求より減額されたものの1860クローナ(約2万7000円)の慰謝料支払いを命じている。
しかし、あたかも女性のみが加害者であるような判決が出た一方で、「お尻を鷲掴みにされたことは性的な嫌がらせである」という女性の主張は、当時の状況を説明する証拠が乏しく捜査が打ち切られたこともあり、受理されていない。
この判決について女性はフリーペーパー『Metro』紙のインタビューに対し、「これではまるで、男性が女性に痴漢行為を働いても何の問題もないことを世間に知らしめているようなもの」と答えている。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)