エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「お互い忙しい…」。愛に飢えてる? 新婚・伴都美子のストレス度は50%。

『金曜ナミダメ劇場』(BS-TBS)が2月27日に女性200人限定の特別イベントを開催した。週末にひとり部屋で泣く“おひとり泣き女子”が急増中といわれる昨今、正にタイムリーな企画となった。泣かずにはいられない内容が続き、イベント終了後に会場から出てきた女性たちはみんな目を真っ赤に腫らしていた。「泣くことでストレス解消できた」という声が聞かれた一方で、この日登場した新婚のDo As Infinityの伴都美子が意外にも高いストレスを抱えていることが明らかになった。

ストレス解消には笑うことと同様に涙を出して泣くことも効果的だという。「金曜の夜は、思いっきり涙を流して、キレイになろう!」という主旨で毎週金曜日に放送されるBS-TBSの番組『金曜ナミダメ劇場~涙の数だけキレイになる~』が、特別イベント“TWANY special ナミダメ劇場2013冬―LOVE―”を銀座YAMAHAホールで開催した。

参加した女性200人は番組レギュラーの女優・須藤理彩による朗読や歌手の伴都美子(Do As Infinity)とゲストとして登場したアーティスト・川本真琴のパフォーマンスを堪能した。

レギュラーの松島庄汰もまじえての「LOVE」についてのトークでは、伴が「愛は『大切』っていう言葉に置き換えて捉え、一生かけて勉強するってことかな」と話した。松島から「(愛を)欲している状態です」という言葉が出ると、「与えてみたら返ってくるかも!」と須藤から励まされる場面もあった。

意外だったのがストレス度テストの結果だった。新婚の伴都美子が“ストレス度50%”で「愛に飢えていて、愚痴を言える相手を見つけることがよい」と診断されたのだ。須藤が思わず「お互い忙しかったりするんですか!?」と追及すると、伴は「まぁ…はい…」と言葉を濁してしまったのである。

そんな伴都美子やゲストの川本真琴による歌(ナミダメソング)を挟みながらナミダメVTR・レターが紹介されると、参加者も涙をこらえることができなかったのだ。

その1つ『車椅子の父をもつ娘から。父亡きあとに知った、無償の愛。』で語られた内容は、次のようなものだ。母亡き後、自分を育ててくれた父に対して、娘は何かにつけてわがままを言ってきた。その父も亡くなりやがて結婚した娘は、実家の写真を整理している際に若い頃の父の写真を見つける。その父は車椅子には乗っていなかったのだ。

生まれつき足が不自由で車椅子生活だったと思い込んでいた父が、実は娘を守るために交通事故にあったことを近所の女性から聞かされた。父が娘に気をつかわせまいと、最後までそのことを隠し通したことを知ったのである。娘は亡き父の無償の愛や多くの人の愛によって、今の自分がいることを悟る。

他にもエピソードがいくつか語られると、最後は伴都美子&川本真琴のコラボで名曲『ハナミズキ』が披露された。やがてイベントが終了して会場から出てきた女性たちはみんな目を真っ赤に腫らしていた。泣いたあとを恥ずかしがる様子もなく「泣いた~?」、「泣いた泣いた! ○○の話で、もう号泣」など明るい表情で語り合っていた。

ある30代の女性は「思いっきり泣いて、自分の中がスッキリ。今を大切にしようと思いました」と感想を語り、20代女性は「自分の中にストレスってあるけど、泣くとなんだか涙と一緒に(ストレスが)出て行った気がします」という。やはり涙を流すことはストレス解消に関係があるのだ。番組の主旨である「思いっきり涙を流して、キレイになろう!」を、参加した女性たちは実感できたのではないだろうか。きっと伴都美子も溜まっているストレスを解消できたはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)