嵐の櫻井翔と二宮和也がジャニーズではどのような位置にいるのか。先輩となるTOKIOの国分太一がテレビ番組で実情を語った。テレビでは見せない2人の普段の姿が見えるような興味深い内容となった。
ジャニーズのアイドルグループとして、TOKIOは嵐の先輩となる。3月18日の『しゃべくり007』に出演したTOKIOの国分太一が、ジャニーズの先輩として嵐の櫻井翔と二宮和也はどういう人物なのか批評した。
櫻井翔といえば慶應義塾大学を卒業しており、『NEWS ZERO』でキャスターを務めるなど秀才派アイドルの草分けともいえる存在だ。国分もそんな彼のキャッチフレーズを「ジャニーズの完璧」と考案している。「本番ではカンペも見ないという噂がある。全部覚えているんだね」と感心する国分だが、正月に“TOKIO×嵐”で共演した櫻井がオープニングで噛んだ時には「下でガッツポーズしましたね」とライバル心を見せた。
ジャニーズの後輩たちもそんな櫻井に憧れるものが多い。たとえばジャニーズで歌に自作のラップを取り入れたのも櫻井だ。KAT-TUN田中聖は「櫻井くんがラップをやってくれたから、僕らも今ラップができる」とリスペクトしているのだ。
ところが、国分がその櫻井よりも高く評価するのが二宮和也である。国分は彼を「ジャニーズの影のリーダー」とたとえた。「先輩と絡むのがすごく上手くて、彼と話した後は気持ちが良い」と国分は感心する。ジャニーズでは後輩が先輩をいじることはまずないが、二宮は気さくに絡んでくれるのが先輩も嬉しいのだろう。食事に誘ってくれた時には「夜7時半、六本木、来てください」と国分の仕事が何時に終わるかも聞かずに電話してくるので、「ちょっと待ってよ~」と先輩の国分が焦るようなこともあるという。
櫻井翔が台本を完璧に覚えることはイメージできるが、自宅ではゲームばかりしているイメージの二宮和也が先輩にも気さくに声をかけて交流しているというのは意外だった。それにしても、ジャニーズの“完璧主義”と“影のリーダー”が揃うグループ・嵐は、まだまだ計り知れない底力がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)