日本テレビのイベント“春のPON!祭り”で3月26日のステージにHKT48が出演した。無料イベントということもあってか予想を上回る観客が押しかけて、ステージ前ではひしめき合う状態となった。この日は指原莉乃がおらず、出演したメンバーで最年長の多田愛佳がMCでマナーを呼びかける場面もあり、一歩間違うと事故につながりかねない状況だったようだ。
3月20日にシングル「スキ!スキ!スキップ!」でメジャーデビューを果たしたHKT48が、3月26日に汐留で開催された日本テレビのビッグイベント“春のPON!祭り”に出演した。女性アーティストとしてデビューシングルの初週売上で歴代1位という人気を証明するかのように、多くの観客が集まり大盛況となった。
人気者の指原莉乃が不在ながらも、「会いたかった」「ギンガムチェック」などAKB48の曲や「HKT48」や「君のことが好きだから(博多弁バージョン)」などHKTカラーを出したパフォーマンスで盛り上げた。やがて「初恋バタフライ」「お願いバレンティーヌ」「スキ!スキ!スキップ!」といったオリジナル曲でステージは最高潮に達した。
参加メンバーの多くは盛り上がってくれた観客にGoogle+で感謝していたが、『多田愛佳 Google+』によると一部の観客で混乱があったようだ。
多田愛佳はこの日のイベントについて「たくさんの方が集まってくださいました。本当に嬉しかったです」、「とても熱い応援もきちんと届きました。ありがとうございました」と感謝すると、「MC中にわたしが少し話をしましたが…」とその件に触れている。彼女は「楽しくライブを楽しんで頂くためには、皆さんの協力も必要になります」とHKT48のメンバーとファンが一体となってイベントが出来上がることを改めて伝えると、「これからも楽しい思い出を一緒に作っていきましょう」と呼びかけた。
『村重杏奈 Google+』でも「PON祭り楽しかった!」とこの日のことを報告すると、「一部の方、もう少しマナーを守ってほしかったです」と訴えている。「スタッフさんも柵が壊れないように必死で押さえていました。せっかくの楽しいイベントなのに見てて本当に悲しくなりました」と綴っており、かなりの人数がステージに向かって押し寄せたようだ。
『指原莉乃 Google+』では、メンバーから今回の件を聞き「参加していない状況のわかんない指原が話すことじゃないのでなんともいえないけど、だれも怪我がなくてよかった」とひと安心していた。彼女は人が押し寄せるライブの醍醐味もあるが、女性や子どもがいると話は別だとイベントの難しさを説明している。なにより「怪我なく楽しいのが一番ですね!」と主張した。
今回は日本テレビによる無料イベントであり、HKT48の公演や握手会とは状況が異なったことが原因のようだ。HKT48も外部のイベントに参加する際には、これまでのように安易に考えられないほどの人気者となったのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)