エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「私、負けませんから!」。HKT48のセンターから外れた兒玉遥が胸中明かす。

HKT48の兒玉遥がセンターから外れた自分自身について悩んでいたことをGoogle+で告白した。グループのデビューシングルでセンターに抜擢された2期研究生の田島芽瑠については先輩として支えていきたいという気持ちも綴っており、読者からはそんな彼女を応援するコメントが殺到している。

3月20日に発売されたHKT48のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」がオリコンの4/1付週間シングルランキングで首位となる快進撃を見せている。ある報道で紹介された選抜メンバーの集合写真ではセンターに立つのは田島芽瑠でその左右に宮脇咲良と兒玉遥が並んでいる。

時を同じくして3月25日の『兒玉遥 Google+』では「私は今、HKT48のセンターに立っていません。デビュー前までは、あそこに立ってたのに、どうしてかな? って思いました。涙を流したこともありました」と胸の内が綴られたのだ。

昨年12月5日に発売されたAKB48のシングル「永遠プレッシャー」カップリング曲の1つ「初恋バタフライ」はHKT48にとって初めてのオリジナル曲となった。そのセンターを務めたのは2期研究生の田島芽瑠だった。それまで劇場公演では1期生でチームHの兒玉遥だっただけに大抜擢だと話題になった。

そして今回のデビューシングルでも田島芽瑠がセンターに選ばれたのである。思えば昨年のあの時から兒玉遥はセンターから外れたことをずっと気にしていたのだろう。「何より、センターの役目を果たせなかった自分に一番悔しかったです」「メンバーや応援してくださる皆さんにも申し訳ないなって思いました」と告白した。

だが、HKT48としてのメジャーデビュー曲「スキ!スキ!スキップ!」が好調で握手会にも多くのファンが詰めかけてくれている。兒玉遥もいつまでも悩んではいられないと思ったのだろう。「今はもう吹っ切れてます。気持ちの整理もついています」「皆さん大丈夫です! 心配しないで下さいね」と伝えており、気持ちを切り替えることができたと明かす。

センターに立つ田島芽瑠についても「芽瑠も、あの時の私のように、いや、私以上に背負ってるものがあると思う」と先輩として支えていきたいと考えられるようになったようだ。「私はどこにいても兒玉遥です」「場所はどうあれ自分の頂点を目指して、少しずつ進めたら良いんです」「私、負けませんから!」とセンターにこだわらずに全力を尽くすことを決意したのである。

HKT48がメジャーデビューしたことでテレビ番組に出演した際に、AKB48時代からのベテランとして指原莉乃が田島芽瑠にアドバイスを求められた時だ。彼女は「私はセンターの経験が無いので芽瑠にセンターとしてのアドバイスはできないんです」と率直に答えたのである。指原もまた、自分の立ち位置で全力を尽くして今の人気を手にした。兒玉遥もそんな道を見つけられるはずだ。

兒玉遥のGoogle+には「俺たちが聞きたくても聞けなかった内容に自ら踏み込んでくれたね」、「俺も少し気になってた…。本心を語ってくれてありがとう!」というコメントが届いており、多くのファンがその件についてどこかで引っかかっていたようだ。他にも「はるっぴは絶対負けない! 応援してるよ」、「目頭が熱くなりました! やはり、兒玉遥を推して良かった!」など熱いメッセージが殺到している。今回の告白を受けて、さらに彼女を応援する気持ちになれたようである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)