アイドルグループ乃木坂46が、テレビ番組でライバルのAKB48と比較する際に「AKB48は公立で乃木坂46は私立の学校」という表現をしたことがネットで話題となっている。また、この日はメンバー同士でスカートの中に頭を突っ込む「ハミパンチェック」も実演しており、こちらにも反響があった。
AKB48の公式ライバルとして結成された乃木坂46のメンバー3人が、3月7日の『ダウンタウンDX』に出演してデビュー1周年を報告した。まだまだライバルAKB48の人気には届かない彼女たちは、「私たちはAKB48さんとは違って劇場を持たないので」と活動の苦労を明かした。
また、視聴者から寄せられた「乃木坂46がコンビニでするめとかを買っていた」との目撃情報に対して、松村沙友理が「『AKB48は公立で乃木坂46は私立の学校』のように言われますが…」と誤解されたイメージについて説明した。なんと寒い時には1台のストーブを囲んで暖をとることもあり、その際に誰かがするめを焼き出すのだ。
世間では乃木坂46はお金のかかるお嬢様学校のようなイメージを持たれているが、実はまったく逆の貧乏アイドルだと主張したのである。乃木坂46が私立学校というたとえに対して、AKB関連のサイトでは「高い学費(握手会)を負担しているところかな。だから耐えきれなくなって退学者も相次ぐわけだ」と憶測するコメントなど様々な意見が出ている。
「公立は平凡、私立はエリート」といった見方に対して、「公立はオーディション、私立はスカウト」と見るものもあり、乃木坂はオーディションをしていないのかと勘ぐるコメントも見られた。世間の誤解を解くための発言ではあるが、AKB48と乃木坂46を「公立と私立」にたとえた比較は当分話題となりそうだ。
この日は乃木坂46のアピールが際立った。彼女たちは自前のパンツの上に黒い見せパンをはくのだが、生駒里奈が「メンバー同士で自前のパンツが見えていないかチェックする」と説明すると、「パンツじゃなくてケツが出ていることもあります」と大胆な発言をしてMCの松本人志を驚かせた。
そしてスタジオの真ん中に進み出ると、松村沙友理のスカートの中に後ろから生駒が頭を突っ込んでパンツチェックを実践して見せたのだ。淡々とそれを行う彼女たちの姿を、共演者は緊張した表情で見つめていた。
これにもネットでは「スカートめくるとか下品」、「小倉優子が乃木坂を睨みつけていたな」といった否定的な意見から、「おもしろかったわ」、「見損ねたのが残念」といった反応まで様々な声があった。
乃木坂46はニューシングル「君の名は希望」のカップリング曲「シャキイズム」と「13日の金曜日」のPVが秀作と話題になっている。かつて『HEY!HEY!HEY!』で涙を見せたこともある生駒里奈も、バラエティ番組でここまで存在感を出せるようになったのだ。成長した乃木坂46がAKB48の人気に迫ってライバルとなる日も遠くない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)