NMB48の研究生から久田莉子、廣瀬聖七、杉野莉沙がグループの活動を辞退することが2月21日にオフィシャルブログで発表された。山本彩がGoogle+でその件について「卒業とは明るい決断です」とコメント。3人と残る研究生へ向けてエールを送った。
2月21日の23時に『NMB48オフィシャルブログ』にて、劇場支配人より4期研究生の杉野莉沙と廣瀬聖七の活動辞退の申し出を受理したことが報告された。2人の意思により卒業公演も行わず「2月21日をもちまして、NMB48研究生の活動を終了させていただきます」ということだ。
その5分後の更新では「研究生 久田莉子よりNMB48を辞退する申し出があり、これを受理したことをご報告いたします」と伝えられ、同日に3人の卒業が発表された。久田莉子の卒業公演については後日報告される。
杉野莉沙は「目指している大学に入るために頑張ろうと思い、辞退をさせて頂くことにしました」とコメントしており、廣瀬聖七は「体調不良のため、レッスンも休みがちになっていました」と周囲にこれ以上迷惑をかけまいと決断したという。
久田莉子については金子支配人が「体調不良と学業優先の観点よりNMB48としての活動をしばらく控えておりましたが、本人も悩み考えた結果の決断となりました」と報告している。
メンバーの山本彩は、日付が変わって間もない22日0時57分に『山本彩 Google+』で3人の卒業発表について「いろんな意見があるかもしれませんが、卒業とは明るい決断です」とコメントした。彼女は3人について「自分が思う自分の道を進んで行って欲しい」と願うと、「研究生の皆。大変かもしれないけど、めげずに一緒に頑張ろうね!」と残る研究生を元気付けた。
ファンからも「さびしいよね。でも笑顔で送り出してあげよう」、「3人が自分で決めたことだから、自分は卒業しても応援する」と山本彩の気持ちに共感するコメントが届いている。そんな中で「明るい決断かもしれないけど、応援していたファンからしたら残念な思いの方が大きい」という意見もあり、久田莉子の復帰や4期生の初日公演を待ちわびていただけに残念だという。
NMB48に限らず、AKB関連グループからは正規メンバーや研究生の卒業発表が相次いでいる。総勢200名以上ともいわれるグループだけに避けられない状況ともいえるだろう。できることならば、メンバーもファンも「明るい決断」と思える卒業であってほしい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)