女性アイドルグループ『アイドリング!!!』のメンバー、菊地亜美(22)。彼女は現在の女性アイドル戦国時代で活路を見出そうと、バラエティ番組を中心にタレント活動に力を入れている。だがある番組で「全部トンチンカン」「頑張るほど空回り」と、散々な評価を受けてしまった。それでも彼女は、破壊的な“おバカキャラ”で突き進んで行くのだ。
2月16日深夜放送の『原宿ネストカフェ』(TBS系)では、柴田理恵(54)と菊地亜美の対談が実現した。“幅広い活躍をするマルチタレント”と紹介された柴田は、菊地にとって目標でもある存在であろう。
「全部トンチンカン」と菊地を評したのは、柴田である。何度も仕事で共演経験があり、自宅で彼女が出演するテレビ番組を見ることもあるが、その都度驚きの連続なのだと話す。柴田が印象に残っているのは、テレビ番組に出ていた菊地が「羽を伸ばす」という文章の“羽”の部分を“自律神経”と書いていたことだという。“自律神経”の漢字は正しかったが、それだと文章の意味が通じない。「何なのそれ!」と、テレビに向かって柴田は叫んだらしい。
また菊地がNHKの大喜利番組で問題発言をし、一時出入り禁止状態になったエピソードが話された。お題の“女の子5人組の「なんてったって戦隊アイドルンジャー」今週のタイトルは?”に「忍び寄るAV業界」と答え、それから約2年間NHKから仕事がこなかったという。それが生放送だったというから、柴田らは体をのけ反らせて驚いていた。しかし本人曰く、お題を聞いて“あぁ、アイドルからそういう世界に入る人いるな”とひらめき、つい口に出してしまったそうだ。「そうよね、頭に浮かんだこと素直に口にするもんね」と柴田は苦笑する。
所属するアイドリング!!!のライブで菊地はよく、会場からブーイングを受けるのだという。冗談ではなく本気のブーイングで、アイドリング!!!のファンの中にも彼女を快く思っていない人もいるらしい。「どこの現場もアウェーなんですよ」と言いながらも、菊地の表情には負けん気の強さが表れている。“何があろうと芸能界で生きて行く”という決意が、彼女にはみなぎっていたのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)