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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「SKEにいる限りは出来ない」。桑原みずきがSKE48卒業する理由。

SKE48を今春で卒業することが発表された桑原みずきが、ブログで卒業を決断した理由を明かしている。彼女はこれまでも女優志望だと公言していたが、その夢に向かうためにはSKE48との両立は難しい現実があったのだ。

彼女は卒業が発表された1月15日に『SKE48 桑原みずきオフィシャルブログ』で「私にとってSKEがゴールではなかったし、演技がしたくて、そのステップになるように、一生懸命頑張ってきました」と綴っている。

桑原みずきはSKE48に入る前には、地元高知市の子どもミュージカル劇団「高知リトルプレイヤーズシアター」で活動していたこともある。その頃から彼女の夢は女優であり、SKE48は一つの通過点なのだ。しかし、彼女のSKEでの頑張りはファンもメンバーも認めるところだろう。

桑原も卒業することについて「ただ、ひとつ未練があるとすれば、公演が本当に楽しかったなーと」「出来ることなら公演に出ながら、自由に夢を追いたい」と記すように辛い選択だったのだ。

彼女は「約5年間、自分で雑誌や新聞から切り取ったオーディションを何度も持って行き、受けさせてほしいと頼みました」とSKE48に入ってからも女優の夢を追い続けたが「SKEにいる限りは出来ない」と告げられたことを明かしている。

SKE48にいては逆に女優の道が遠のく現実を知った彼女は、21歳になって究極の選択をしたのである。悩みぬいた末に卒業を選んだ桑原みずきの気持ちは「これからは自分のために、やりたいことをやりたいようにやろうと思います!」「今、私の心は溢れるくらいの希望でいっぱいです!」と晴れやかだ。

前田敦子もAKB48にいた頃から「女優になるのが夢」と公言しており、現在は卒業して女優として活動している。AKB48では他にも大島優子もかねてから女優志望と明かしている。「AKBは夢を叶えるための一つの通過点」だとも言われている。

桑原みずきのように、具体的に夢を実現しようとするほどグループの活動との葛藤を感じるのではないか。今後もメンバーの成長と共にグループからの卒業はあるだろうが、できればその理由は夢に向かうためであって欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)