エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「あかりんっ…」。AKB48が紅白の舞台裏で号泣するももクロを目撃。

紅白歌合戦で初出場を果たしたももいろクローバーZ(ももクロ)が、ステージ終了後に舞台裏で号泣していた。AKB48の松井咲子がラジオ番組で証言したもので、記者団からメンバーを守ろうとする百田夏菜子の様子などを生々しく語った。

2012年12月31日のNHK紅白歌合戦に登場したももクロは、ステージ前に「私たちはNHKホールの隣にある代々木公園の路上ライブから始まったので、いつかはあそこで紅白に出たいと夢見ていた」と感慨深げに話している。その彼女たちが夢のステージで見せたパフォーマンスでは、「We’re the ももいろクローバー レニ カナコ “アカリ” シオリ アヤカ モモカ」と、元メンバーの早見あかりの名が入ったフレーズを用いたのだ。

パフォーマンスを終えたメンバーの号泣する場面が放送でも見られたが、その後の舞台裏ではさらに感情が高まったようだ。2013年1月2日の深夜に放送されたラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』に出演したAKB48の松井咲子が、その現場にいたことを明かしたのである。

NHKのホールを抜けた廊下でのことだ。AKB48が出番を待っていると、ステージを終えたももクロの5人が「おつかれさまでした~」と戻ってきた。多くの記者たちが彼女たちに「今のあかりちゃんへの思いは?」と殺到すると、スタッフが両手を広げてももクロをガードする。松井咲子はその中に「夏菜子ちゃんが一緒に手を広げてメンバーを守っているんですよ」とリーダー・百田の姿を見たというのである。

さらに松井は「あーりん(佐々木彩夏)は『あかりんっ、あかりんっ!』と号泣してました」と話しており、他のメンバーも早見あかりの名を叫ぶ様子を目の当たりにした。「そんなメンバーを間近に見て、私もももクロの一員だなって…」と思ってしまうほど松井も感激したのである。

実はその“あかりん”が『早見あかりオフィシャルブログ』で12月31日の紅白前に、「あーりんにまばたき禁止令を出されたので、まばたきせずももくろちゃんを応援しようと思います」と明かしている。そんな彼女の言葉と、ももクロのステージを見たファンの間で話題となっているのが“青いスポットライト”だ。

2曲目の『行くぜっ!怪盗少女』を歌った5人が、エンディングで例のフレーズ「レニ カナコ “アカリ” シオリ アヤカ モモカ!」の時に「アカリのコールで一瞬、しおりん(玉井詩織)の隣に青いピンスポットが当たった」というのだ。そこは早見あかりの立ち位置だったところであり、彼女の在籍時代を知る者にはそのピンスポットの意味が分かったようだ。

早見あかり本人にあーりんが「まばたき禁止令」を出したのは、そんな思いを伝えたかったのだろう。ももクロの5人にとって、今回の紅白初出場は“あかりん”も一緒に踏んだステージだったのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)