発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
Rank.1
スペイン北東部の街ジローナにある大型売春宿『クラブ・パラダイス』付近で、爆発物が仕掛けられたとの通報が入り、宿そして周辺施設の従業員や客約300人が避難するという事件がクリスマスイブの夜に発生した。
この売春宿の正面に停められた車の中に数人の武装した男達によって爆薬が仕掛けられたという情報を入手した警察は、爆発物処理のために売春宿及び隣接するレストランやカジノの客そして従業員ら約300人もの人々を避難させた。爆薬除去にあたっては専門家が出動し、さらに爆弾処理ロボットまでもが導入されるという騒ぎとなったものの、爆薬は無事に処理された。これによる被害者の存在も、幸いなことに確認されていない。
爆薬を仕掛けた犯人は、その直後にもう1台の車で逃走したことが判明している。だが、現場から数キロメートル離れた先で発見された犯人のものであると思われる車は、犯行の痕跡を全て消すためなのかすでに車体が燃やされた後であった。犯人の足取りは未だつかめないままである。
『Spiegel』の報道によると、この『クラブ・パラダイス』は約200人のダンサーや売春婦が働いており、ヨーロッパで最も大規模な売春宿として知られている。また、2年前に行政の抗議を受けつつ開業が強行されたといういわく付きの施設であるという。約2週間前にも、バイクに乗った数人の男達が『クラブ・パラダイス』に向かって爆薬を投げつけるといった今回と類似した事件が発生しているが、これらの爆発物騒ぎはこうした背景から、売春に関わるギャング達が行政の取り締まりに対する抗議として行ったものと見られている。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)