アイドルと芸人がテレビで共演する機会は多いが、SMAPとダウンタウンの場合はあまり一緒の番組で見る機会が少ないように感じる。そんな2組が音楽番組で共演を果たしたのだが、その中でSMAPとダウンタウンの関係が明らかになった。
17日に最終回を迎えた人気音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)。多くのミュージシャンが最後の生放送に登場し、ダウンタウンと思い出を語り合った。そんな中SMAPもスタジオに登場したのだが、これまであまりダウンタウンとの絡みがなかっただけに最初はお互いがぎこちない雰囲気であった。
タウンタウンの浜田雅功が「SMAPはそんなにHEY!HEY!HEY!に出てない」、「他のジャニーズタレントは結構出てるのに」と口を開くと、SMAPも18年の歴史の中で「8回しか出演したことがない」と語る。「出演した回数は少ないが、思い出はありますよね」とふられた草なぎ剛は、この間16年振りに出させてもらってこれからもっと仲良くなれると思っていたのに、いきなり最終回とか言われて困惑していると話し、突然浜田のことを「浜さん」と呼んだのだ。松本人志に「浜さんと言ったら、我々にとってはチャーリー浜さんだからね」と突っ込まれていたが、「それでも僕にとっては浜先輩ですから」ともっと仲良くなりたかったことを草なぎは強調していた。さらに彼は松本のことも「松さん」と呼び、「松さんといったら松たか子だからね」とまたしても突っ込まれていた。
あまり接点がない2組だが、実は松本と中居正広は2000年放送のドラマ『伝説の教師』で共演してからの仲のようである。この日も松本が「この間、一緒に飲んだ時にお金を置いていったけど全然足りてない。ほとんど俺が払った」と中居と一緒に飲んだことを明かした。すると中居は、おもむろにズボンのポケットから2000円を出して、松本に渡す場面もあった。
また、木村拓哉と浜田も1995年放送のドラマ『人生は上々だ』で共演している。木村は「この芸能界の中で、僕のことを“拓哉”と呼ぶのは浜田さんひとりだけ」と、彼にとって浜田は特別の存在であることを話していた。
音楽番組で司会とアーティストという立場で会いたかったと語るSMAP。これからは、テレビでの共演もあまり見られないかもしれないが、また別の機会で共演を果たすことを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)