エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「無理ですよ」。弱気な指原莉乃がサンタ姿で保育園にサプライズ登場。その結果は?

HKT48の指原莉乃が、テレビ番組の企画で保育園のクリスマス会にサプライズ出演した。彼女は本番前から「子供たちが指原のことを知らないでしょう?」と“へたれ”な一面をのぞかせていたのだ。果たして保育園児たちの反応はどうだったのか。

指原莉乃が木曜レギュラーを務めるテレビ西日本の情報番組『タマリバ』で、“指原莉乃プロデュース さしP”でロケした様子が12月20日に放送された。

福岡市城南区にある若草保育園のよしこ先生から「子供たちがおゆうぎ会や音楽会に向けて練習を頑張っているので、喜ばせて欲しい」と依頼されて、“さしP”こと指原莉乃が向ったのだ。よしこ先生と園長先生の他は、子供はもちろん先生も保護者も知らないサプライズとして、サンタ姿の指原がクリスマス会に登場するという計画である。

サプライズ前に別室でモニターによりクリスマス会の様子を見ていた指原は、緊張した顔で「無理ですよ」、「(子供たちは)知らないでしょう、指原のことを…」と弱気を見せていた。さらに「かわいい!」と子供たちの表情に感激すると、「こんな純粋な目でみられたらしゃべれないと思う」と言い出したのである。同行した出口麻綾アナから「お仕事ですから」とハッパをかけられて、なんとかサンタの帽子を受けとっていた。

先生によるハンドベル演奏や子供たちのクリスマスの歌とプログラムが進行すると、よしこ先生から「サンタさんになる為に勉強中の“サンタちゃん”が来てくれるそうですよ」と説明があった。「でもサンタちゃんはドキドキして恥ずかしくて出て来られないそうです」という先生からの提案で、AKB48の歌で呼ぶことになったのだ。

子供たちも良く知っており、振りをつけながら「会いたかった、会いたかった、サンタちゃ~ん」と歌うと、いよいよ指原のサンタちゃんが「お腹がすいたよ~」と這うように現れた。だが、メガネをかけているのですぐには彼女と分からない。やがて子供たちの中から「あっ、さしはら」という声が聞こえたのだ。すると彼女は「えっ? サンタちゃんだよ。サンタになるために100年も勉強しているの」となんとかごまかした。

内心、指原莉乃を知っていてくれたのでホッとしたのだろう。彼女は元気になって「みんなは何になりたいの?」と子供たちに問いかけた。「消防士」、「サッカー選手」、「プリキュア」と答える中で、「AKB」の声が出ると「AKB、AKB!」と大合唱が起きたのだ。

今度は「AKBになりたいの? じゃあ、誰が一番好きかな?」と尋ねると、「まゆゆ!!」と元気に返ってきた。だが、彼女も負けずに「そうか~、さっしーが好きなんだ。さっしーは顔はよくないけど、性格はとてもいいんだよ」とアピールして、「さっしーを呼んであげよう」とサンタの服を脱ぎHKT48の制服姿になったのだ。

それまで半信半疑だった子供たちは、ようやく指原莉乃だと確信して盛り上がった。「会いたかった」を一緒に熱唱すると、指原が手を振ったタイミングで彼女の元へ押し寄せて身動きできない状態になったのである。ピアノに頭をぶつけそうになった園児に「あぶないよ、気をつけて!」と気を配る指原の子供好きな面も垣間見られた。

こうして“さしP”による保育園でのサプライズは成功に終わったのである。当初は弱気になっていた指原莉乃だが保育園児からも「さしはら」として慕われていることがわかり、自信を持ったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)