車大好き芸人・おぎやはぎと自動車評論家・竹岡圭がゲストを迎え、今まで所有した車の“遍歴”を聞きながらトークをするという番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ)。26日の放送では、今年最後ということで竹岡氏が普段からおぎやはぎ2人の趣向を調査しそれぞれに車種や状態を吟味した車をプレゼン、気に入ったら購入してもらうという企画が行われた。
矢作兼は現在、『ポルシェ 911 カレラ4』と『ランドローバー レンジローバー ヴォーグ』の2台持ちである。この矢作に、『ロールス・ロイス シルバーシャドウ』を竹岡氏がプレゼンした。1965年に登場したこの車種は、日本に現存するのは約10台と少ないながらも「自分で運転できるロールス・ロイスが欲しい」と矢作が以前から目をつけていたものらしい。実際の乗り心地も良く、状態も良いということで「惚れた度100%!」と声に力が入る。
小木博明も現在『ローバーミニ メイフェア』と『ランドローバー レンジローバー イヴォーク』の2台持ち。前者は過去のゲスト、パンツェッタ・ジローラモに触発されて購入したというものだ。そんな小木にプレゼンされたのが、ロシアの自動車『ラーダ ニーヴァ』。ベースが『フィアット124』ということで、過去に小木が乗っていた『フィアット パンダ』に似ているために気になっていたという。エンジンをかけるとファンの音が「ゴーゴー」と響く。実際に運転した小木は、「惚れた度70%!」と言いながらも「乗っていくと気に入るかも」と含みを持たせた。
最終的に購入の意思を聞かれた2人は、突然のプレゼンにもかかわらずなんと揃って「買う!」と決断したのだ。番組は、実際の売買契約の様子が放送され終了となった。
今回2人が支払ったのは、矢作が580万円、小木が250万円である。『みなさんのおかげでした』の“買うシリーズ”で突然の高額購入に慣れているとはいえ、さすが売れっ子芸人だ。プレゼンをした竹岡氏も番組公式ページに、「おぎやはぎはオトコでしたね~。カッコよかった、あの買いっぷり!」と感嘆している。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)