歌手の水木一郎が、アイドルグループ・ももいろクローバーZに対して不満を感じている。テレビ番組の取材を受けた彼は、彼女たちのパフォーマンスが「最近、緩くなった」と指摘したのだ。今年は念願の紅白出場も決定している“ももクロ”だけに、ベテラン歌手の意見が気になるところだ。
水木一郎といえば、世界的に人気のアニメソング歌手であり代表曲ともいえるアニメ『マジンガーZ』の主題歌からとって、「ゼーットッ!(Z)」と気合いを入れて指差すしぐさがトレードマークとなっている。
アイドルグループ“ももいろクローバー”は、2011年1月に脱退を発表した早見あかりにとって最後のステージとなった『4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~』が終了すると、心機一転する意味で“ももいろクローバーZ”と改名した。
現在のメンバーでスタートした“ももいろクローバーZ”がアピールする際に「ゼーットッ!」と指差すポーズは、もちろん水木一郎の影響によるものだ。その年の9月2日にはDVD「復刻!東映まんがまつり」の発売記念ライブで、“ももクロ”と水木一郎が共演して「ゼーットッ!」を披露している。
12月23日に放送された情報番組『シューイチ』では、その水木一郎からの意外なメッセージが紹介された。彼は「最近、(ももクロを)テレビで見たら『ゼーットッ!』の時に緩くなっている!」と、彼女たちが“雄たけびアピール”する時に腕の張りが弱いと指摘したのだ。「今度会ったら、修正しようと思います」と“ももクロ”に伝えていた。
ももクロが夢見てきた紅白歌合戦への出場が決まった時にも、水木一郎は「ゼーットッ!」を伝授したこともあり自分のことのように喜んでいたのだ。紅白前に彼女たちに会い、“緩み”を修正できると良いのだが。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)