テレビ『笑っていいとも！』の放送中に100年に一度の貴重な瞬間が訪れた。番組では「“2012年12月12日12時12分12秒”ショー」を企画して多くのゲストを招き、その瞬間を祝った。

2012年12月12日という“12”が並ぶ日に『笑っていいとも！』の放送時間中に12時12分12秒を迎えることを記念して、「12にまつわる人物」によるショーを開催した。

ショーの司会を務めたタカアンドトシのタカから紹介されると、「2007年の“ミス十二単”」や「名前が十二（じゅうじ）で昭和12年生まれの男性」が次々と登場して会場を沸かせたのだ。“12個のカップを早く積み上げて崩す”競技の日本記録保持者は、素早い手さばきでカップを操ると“12秒”で並べ替えた。「奇跡の12秒ですよ！」と進行していたタカも驚いていた。

「平成12年12月12日に12歳の誕生日を迎えた男性」が登場する辺りまでは良かったが、「12秒で赤ちゃんをあやしている雰囲気を出す」という芸を見せる男性が出ると、そろそろネタぎれを予感させた。

その頃にはもう間もなく記念すべき瞬間がやってくることで、ステージ上でタモリを中心に『いいとも』水曜日のレギュラー陣とゲストが並んで準備をはじめた。

ステージの後方を向く形で観覧客をバックに入れると、“2012年12月12日12時12分12秒”を知らせた時計と共に写ったのである。祝日でもなんでもないこの日の1枚だが、『いいとも』の歴史に残る記念写真となった。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）