4日の『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)で、さまぁ~ず・大竹一樹が露天風呂のロケをした際、タオルの下から0.07秒間下半身を出した映像をそのまま放送。視聴者から苦情が寄せられ、謝罪する騒動となった。この“チン騒動”に関して、最近では芸能界のご意見番としても名高いナインティナイン・岡村隆史が言及した。
11月8日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でのこと。ナインティナイン・岡村隆史は、この一連の騒動に関して「なぜこんなことが起きたのか」疑問を投げかけた。撮影してすぐの放送で、編集時間が足りなく十分な確認がとれなかったのかもしれないと推察する。というもの、『めちゃ×2イケてるッ!』でも“撮って出し”という状況があるようで、放送と生のナレーションを同時進行させるような緊迫した場面がたびたびあるらしい。
さらに岡村は、今回の騒動が「番組の宣伝だとしたら」という憶測も口にした。確かに、この騒動で同番組を知ったという視聴者は少なくないだろう。しかし、これには大竹が自分の恥ずかしいモノを晒してまで番組をPRするとは考えにくく、岡村の想像のしすぎかもしれない。
ちなみに、1975年には笑福亭鶴瓶がテレビ東京(当時、東京12チャンネル)の生放送中に自ら脱ぎ股間をカメラの前に晒してしまうという事件が起きている。その際、鶴瓶はテレビ東京への出入禁止処分を受けた(現在は解除)。その後2003年にも『27時間テレビ』で股間が映ってしまったが、これは偶発的なものなので具体的な処分を受けたということはなかったようだ。大竹の今回の騒動も後者に当てはまるので、処分が下るというのは考えにくい。
いずれにしても、岡村はこの0.07秒間に起きた“チン騒動”を「視聴者は、よう見つけた」と驚きを隠せない。昨今「テレビを見なくなった」、「テレビがつまらなくなった」とテレビ離れが叫ばれる中、一瞬の出来事にも目を凝らし疑問をもった、好奇心旺盛な視聴者がいるということを嬉しそうに語る岡村だった。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)