SMAPの中居正広 （40）と島崎和歌子（39）は年齢も近く、芸能界での付き合いは25年にもおよぶ間柄という。特に10代の頃の中居にとって島崎は、同年代の女性アイドルの中で一番よく話をしていたという相手であり、なんと“将来の夢”まで語り合っていたというのだ。

11月28日放送の『ナカイの窓』（日本テレビ系）のテーマは“アイドル”。AKB48やモーニング娘。の現役メンバーや人気グラビアアイドルらのゲストの中に1人だけ、年代の違う女性が交じっていた。「和歌ちゃん、どうしたの？　もう（アイドルを）脱皮した人でしょ」と皮肉るMCの中居だが、彼の顔には優しい笑みがこぼれている。

島崎とはどうしても自分達がデビューした当時の話になってしまう中居。島崎が「当時は会社から与えられた衣装を手洗いするなど、自分で管理していた」と言えば、中居は「自分で衣装を買いに行ったこともある」と話す。ジャニーズといえども新人時代の中居の舞台衣装などは、男性マネージャーが手縫いで仕上げていたこともあったそうだ。

そんな頃の話である。ある番組で共演した中居と島崎はふたりきりになる機会があり、芸能界で将来進んで行きたい分野について語り合ったことがあるという。「SMAPの中で俺はバラエティで頑張る。二枚目は木村に任せるから」「ジャニーズ1番の司会者になるからね」と宣言したそうだ。それを覚えていた島崎は1997年の『NHK紅白歌合戦』で、白組司会に中居が抜擢された時“本当にうれしかった”と話す。高校時代に仲が良かった中居の夢が叶ったことを、心から喜んでいるのだろう。

中居も「和歌ちゃんが司会やっているから、『オールスター感謝祭』（TBSテレビ）見ちゃうんだよね」と語る。この言葉を聞いて思い出したことがある。やはり島崎とは長い付き合いのお笑いタレント有吉弘行も、『オールスター感謝祭』の放送が終わると、必ず労いのメールを島崎に送るという。だが中居も有吉も“島崎と結婚するのは絶対、お断り”らしい。中居にいたっては番組の最後に、島崎は“金は渡せるけど結婚は無理”だと言い切った。金銭にシビアな彼がお金を預けられるほど信用ができる女性で、彼女が美人であることも番組中に認めていた。何より警戒心の強い中居が自分の夢を語った相手である。それでも結婚相手としては考えられないのだ。島崎は中居にとって“長年付き合いのある男友達”のような感覚なのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　みやび）