モーニング娘。の田中れいなが、11月11日に23歳の誕生日を迎えた。同期の道重さゆみがブログで祝福メッセージを送っている。その中で彼女は「問題児と言われた6期」とデビュー時を振り返り、今ではその2人がグループを牽引する立場になったことへの感慨を綴っている。
2003年にモーニング娘。の6期メンバーとなった道重さゆみ、田中れいな、亀井絵里の3人について、道重が「加入当時、問題児といわれた6期メンバー」だったと11月11日にブログ『サユミンランドール』で触れている。当時13歳だった田中が、この日に23歳となったことからデビューの頃を思い出したようである。
また、『道重さゆみ公式ブログ』によると、田中は「6期3人でモーニング娘。を引っ張っていきたい」とその頃から話していたという。亀井は2010年に病気の治療のために卒業したが、道重は「3人のバランスの良さも最強でしたが、れいなとさゆみの2人のバランスも絶妙に最強だと思ってます」と2人となった6期の絆を評価する。
道重さゆみは今年の5月にリーダーとなり、「リーダーって大変だな…」と重責を感じていた。そんな彼女の7月13日の誕生日には、田中が長文のメールをくれたというのだ。道重は「それはそれは、感動的な内容でした! 持つべきものは同期だと思いました!」とそれを機に2人の絆がさらに強いものとなったことを綴っている。
思えば、デビューした頃には田中がヒカリモノのブレスレットやドクロのデザインのシャツを着ていたので、道重は怖がっていたというエピソードもあるほどだ。はじめはなかなか打ち解けることができなかったのではないか。だが、道重は「昔から好きだけど、気付いたらいつの間にかだいだいだいだーいすきに、なっていました」と現在の田中への気持ちを明かしているのだ。
そんな田中れいなについて、道重は「最近は、後輩ともよくお話ししてめっきり優しいお姉さんのれいな」と先輩として自覚した様子に触れると、「10年の歴史は人を変えますね」と笑っていた。
「プライベートでは全然あそばない私たち。でも、お仕事の相性は抜群」という関係も、逆にお互いの良さを引き出しているのではないだろうか。今年でデビュー15周年となるモーニング娘。だが、そんな6期の2人が引っ張る“新生モーニング娘。”としての活躍が期待される。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)