モーニング娘。のメンバー5人が11月6日に韓国・ソウル市で握手会を行った。モー娘。にとって韓国でのイベントは5年ぶりとなるが、今回は竹島問題で日韓関係が冷え込む中での開催だけに状況が注目された。

イベント『世界握手会～“ありがとう”をこめて～』で世界を巡っているモーニング娘。は、これまでに台湾・台北、タイ・バンコク、フランス・パリで握手会を行っている。今回、韓国・ソウルの握手会には道重さゆみ、田中れいな、譜久村聖、飯窪春菜、石田亜佑美の5人が参加した。

握手会が終了した夜11時過ぎにリーダーの道重さゆみが『道重さゆみ公式ブログ』で、「すっごく素敵なイベントでした！」と無事に終了したことを報告している。会場では、韓国ファンが作成した『モーニング娘。15周年ありがとう』というVTRがサプライズで流されて感激したという。道重は「写真の組み合わせ方や、曲のチョイスも最高に素晴らしかったです！」とその内容を絶賛しており、彼女だけでなく「感動してメンバーもみんな涙でした！」というほどだ。

また、田中れいなと飯窪春菜の誕生日が近いことから2つの大きなバースデーケーキまで登場して、「これがまたすごかったぁ！　かわいすぎたっ」と道重も大喜びだった。

握手会には韓国以外の国から参加したファンもおり、日本から駆けつけたファンもいたようだ。彼女は「握手会でたくさんの温かい言葉をもらいました！」、「本当にみなさんどうもありがとう」とファンに感謝している。

モー娘。のファンを対象にしたイベントとはいえ、開催前には彼女たちも不安があったことだろう。道重の報告を受けてブログの読者からも、「韓国もデリケートな状況の中、温かく歓迎してくれて有り難かったし無事イベントも成功してなにより」、「韓国とはあまり関係が良くないのでどうなるかと思いましたが、モーニング娘。ファンには関係無かったみたいですね」といったコメントも届いており日本のファンもひと安心したようだ。

道重さゆみはこれまでの世界握手会を通して、「モーニング娘。が世界中のファンのみなさんに愛されていること。支えられていることを改めて感じました！」と心境を綴っている。彼女たちにとって、海外でも多くのファンが応援していることを肌で感じられる良い機会となったのではないか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）