北海道夕張市を代表する人気キャラクターの「メロン熊」と、女装タレントのマツコ・デラックス。この両者を知っている人でも、両者が一緒に画面に映し出されたときの衝撃は想像以上であった。おまけにマツコがメロン熊を誘惑するという、お笑い芸人顔負けの無謀な行動に出たのである。
11月12日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では“ゆるくない、ゆるキャラ”の代表として、「メロン熊」がゲストに招かれた。
「メロン熊」は、夕張のおいしいメロンを食い荒らして変貌したクマ-という設定のキャラクターである。“網目模様の緑のメロン”のマスクを、クマが顔に被ったような外見なのだが、これがリアルに怖いのだ。マイルド系とワイルド系の2バージョンあるそうだが、マイルド系のメロン熊でも幼い子は泣き出すほどの不気味さだという。今回番組に出演したのはワイルド系の方で目つきや牙が鋭く、本物のクマに近い風貌でかわいらしい“ゆるキャラ”とは程遠い。
この日のマツコの衣装は、目が覚めるような明るい緑のドレス。登場したメロン熊の中に入っている男性に興味津々な様子。司会の村上信五(関ジャニ∞)がメロン熊について話をしていると、マツコはメロン熊の口の中に手を突っ込んだり体を触りまくったりしている。そのじゃれ合っている様子はマツコまでクマに見えるようだ。
そのうちマツコはメロン熊の手を自分の胸に押し付けて、「ちょっとメロン熊、ヤメテ!」と大騒ぎする。そして双方もみ合いとなり、とうとうマツコはメロン熊に食われてしまったのだ。
この一連のコントのような、マツコとメロン熊の絡みはネット上で大反響。「メロン熊、マジで怖い」「マツコがメロン熊にセクハラ」「声出して笑った」と、番組を観てネットユーザーは大いに楽しんだ様子である。
ちなみにメロン熊にかまれると幸せになれるという話も。2013年はHAPPYな出来事がマツコを待っているかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)