エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】キングオブコント王者・バイきんぐの給料が大幅アップ! 「良い事務所に入ったな」とブラマヨ。

キングオブコント2012王者となった、お笑いコンビ・バイきんぐ。コンテスト大会後は瞬く間に仕事が増え、今月末の給料からやっとお笑いの稼ぎだけで生活できるようになりそうだという。コンビ結成から16年目、給料明細にはどれくらいの金額が記載されていたのだろうか。

今までお笑いの仕事で得た給料の最高額は月4万円、千円単位のこともあったというバイきんぐ。だが、「お笑い以上に好きなものが無かった」と語るスキンヘッドの小峠英二は、引退して他の職業に就くことは考えられなかったそうだ。解散の危機は過去に5回あったというが16年もの下積みを経て、今年の9月に行われた『キングオブコント2012』の決勝で歴代最高得点を叩き出し5代目チャンピオンに輝いたのだ。

11月17日深夜放送の『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』(テレビ朝日)にゲスト出演したバイきんぐは、今月末に支給される給料の明細を持ってきていた。今月から大幅にアップする金額を確認したいだろうと、彼らのマネージャーが特別に早く明細を渡してくれたという。

司会のブラックマヨネーズも、漫才コンテスト『M-1グランプリ』2005年の王者である。ブラマヨの吉田敬は、渡されたバイきんぐ西村瑞樹の給料明細を食い入るように見ていた。自分たちの時と比べていたのだろう。

“246,490円”。これがバイきんぐの給料明細に書かれた金額だった。まだまだ売れっ子芸人とはいえない額だが、明細を見て「やっと“お笑いの稼ぎ”だけで生活していける」と2人は大きな喜びがこみ上げてきたらしい。

しかし、吉田はバイきんぐの話はそっちのけで明細の各項目を調べている。そして相方の小杉竜一に、イベントなどに出演した時のギャラの金額を指差した。「1人分やで」と真顔で話す吉田と、「えぇ~!?」と驚く小杉。どうやらブラマヨが漫才コンテストで優勝した後に出演したイベントのギャラと、あまりにも大きな差があったようだ。おまけに今月は『キングオブコント』優勝賞金の中でバイきんぐの取り分が振り込まれるらしく、給料明細にその金額が載っていたのだ。その額を確認すると、「こんなにもらえるの?」と吉田は力無くつぶやいた。

吉本芸人はギャラが安いといわれる反面、自社劇場の舞台に出演できたり営業の仕事も数が多いとのことだ。所属するブラマヨも「吉本には吉本の良さがある」と番組中に述べていた。だが、実際に数字で示されるとやはり心中は複雑であろう。小杉は「良い事務所に入ったな、(会社に)感謝せえよ」と、バイきんぐを諭していた。大手芸能事務所を数社渡り歩いた後、所属が決まらずフリーで活動していたバイきんぐを今の事務所が雇い入れてくれたのだ。神妙な面持ちで小杉の話を聞いている、バイきんぐの2人であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)