エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「中学時代はアホだった」。山下智久が大学に進学できたのは親友・城田優のおかげ。

ジャニーズの山下智久が、テレビ番組で高校時代から親友であるモデル・城田優とのエピソードを語った。高校1年生の時に城田から勉強を教わっていた山下だが、その頃に起きたある出来事で「自力で勉強しなければ」と考えを改めたという。やがて彼は、優秀な成績をおさめるようになり明治大学に進学した。城田の存在があればこそ、そこまで頑張ることができたのである。

ジャニーズアイドルとして活動しながら明治大学商学部に合格することは、相当な努力が必要だろう。しかも山下智久は「中学の頃はめっちゃアホでした」と自ら明かしているのだ。中学生ですでにジャニーズ事務所に入っていた彼は、芸能人が多いことで知られる堀越高等学校に進んでいる。10月19日に放送された『A-Studio』の中で、彼は高校時代に「嫌いな勉強だがやらなければならない」と一念発起したことを話したのだ。

山下が高校1年生だった時のことだ。「成績がほぼオール2で追試を受けることになった」という。彼は同じクラスで成績の良かった城田優から勉強を教えてもらっており、その城田が追試の勉強も教えてくれることになっていた。ところが追試の前日にあったドラマの撮影が、午前4時までかかってしまったのである。山下も追試の勉強は間に合わないとあきらめかけた。

ところが城田が「大丈夫、俺が教えるから」と山下を自転車で迎えに来て、2人で雨の中を「青春だね~」と言いながら学校に向かった。早朝に勉強を教えてくれた城田のおかげもあるが、山下の集中力も凄い。追試の英語で86点以上が必要なところ「英語では17点くらいしかとったことない」という山下は、89点をとったのである。

その出来事は英語の点数以上のものを山下に与えた。「もう、こんな迷惑はかけられない」と考えた彼は、「自力で勉強してなんとかしなければ」と一念発起して勉強に励んだのである。本来、並外れた集中力がある彼は、やがて城田を追い抜くほどの成績となり自己推薦入試で明治大学商学部に進学を果たした。

城田優とは今でも親友関係にあるというが、高校1年生の追試の朝に彼が駆けつけてくれなければ山下智久の人生も変わっていたかもしれない。明治大学を卒業した秀才アイドルのイメージがある彼だが、そこに至るまでにはこのような転機があったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)