ニコニコ動画にアップされている「サリシノハラ」という楽曲が話題となっている。AKB48の岩田華怜も「なんだか曲名が指原さんみたい」とGoogle+で触れているが、「泣けます! 泣きました!」というほど響くものがある楽曲なのだ。
「サリシノハラ」は作詞、作曲、編曲:みきとP。唄:初音ミクAppendとしてニコニコ動画にアップされており、“歌い手の、りぶ氏 の1stアルバム『Rib on』に提供した書き下ろし曲”と紹介されている。りぶさんも「サリシノハラ 歌ってみた【りぶ】」と同時期に自らのバージョンをアップしており、「みきとPさんのサリシノハラを歌わせて頂きました。本家様との同時うpです」とコメントしている。
両動画がアップされたのが10月4日だが、それ以降に話題が広がりすでに両方とも再生回数は12万回を超えている。タイトルがAKB48からHKT48へ移籍した指原莉乃をカタカナにして文字列を変えたようでもあるが、その内容も彼女とファンの気持ちを歌ったと思えるものだ。
『岩田華怜 Google+』で10月13日に「ニコ動を漁ってたとき見つけてドハマリした“サリシノハラ”って曲なんですけど…」と紹介したところ、読者から「サリシノハラは、さっしーも認知してるよ。本人は自分との共通点を意識しながらも、違ってたら恥ずかしいんで別の人ということにしとくんだって」とコメントが返っている。
「サリシノハラ」の歌詞には、「♪やっと君に会えたのに、剥がされるまで時が100倍速だ」や「♪それでも君が好きだよ、どんなに汚れた未来でも構わないから」といったAKBの握手会や指原のソロ曲を歌いこんだような部分があり、彼女を意識した歌詞と見て間違いないだろう。
それを抜きにしても楽曲としての完成度が高い。単なる話題性を狙ったのではなく、作者が何か熱いものを伝えたい思いから作ったことがわかる1曲だ。AKB関連で特に指原莉乃に対しては熱いファンも多いが、いわゆるアンチからの反響も大きい。「サリシノハラ」に対しても様々な声が出ているが、純粋に楽曲を堪能するには動画のコメントを消して聴くのも手段のひとつだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)