爆笑問題といえば、テレビでもところ構わず大暴れし暴言も多い太田光に注目が集まる。一方の田中裕二は、進行役を務めることが多いからかしっかりとしたイメージがあるだろう。しかし、昔から爆問を知る伊集院光は「太田光もどうかしてますけど、本当にどうかしてるのは田中裕二」と言い放つ。相方の太田から見た本当の田中とは?
10月6日の『サワコの朝』(TBS)に出演した、爆笑問題の田中裕二。番組では、爆笑問題の結成秘話や新人時代の話をする中、相方である太田光に対しての思いを語った。
田中は世間から、「爆笑問題は実は田中でもっている」と言われることが多いという。しかし、そう言われることが嫌だというのだ。田中自身が「つまらない」と言われても悔しくないが、太田について「つまらない」と言われると腹が立つらしい。太田の笑いの才能に絶対の信頼をおく田中の熱い話である。
だが、このオンエアーを見た太田は、『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)でなぜか嫌悪感を口にした。太田は田中の発言について「ただ単に、自分がいい人だと思われたいだけ」というのだ。田中は実はプライドの高い人なので、太田をかばうことはするが自分の悪い部分は決して口にしないという。
さらに太田は、田中の離婚にも触れた。世間は「離婚してショックじゃないわけないよな」と思っているが、太田から見た田中は、本当は何も考えておらずあっけらかんとしているというのだ。そして、その態度が世間に“いい人”として映っていると呆れた様子で話す。
確かにこの話を聞くと、田中がテレビで語った太田への熱い思いは、なにか第一印象とは違うように思える。しかし、田中がピンで出演している番組やドラマを全て録画してダメだしをする太田も、田中への異常な愛情を持っているように思えてしかたがない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)