“キャラ”なのか“リアル”なのかはともかく近年、“おバカタレント”といわれる芸能人がバラエティ番組などに引っ張りだこである。その中でも「キング・オブ・バカ」と称される、お笑いタレントの濱口優(よゐこ)。彼はどのような小学生だったのだろうか。
「自分も賢い方では無いけど…」と言いながら、MCの中居正広(SMAP)が絶句した。今月から始まった新番組『ナカイの窓』(日本テレビ系) 内で紹介した濱口の小学4年生の時に書いた作文が、内容も平仮名の使い方も予想を超えた“おバカぶり”だったからだ。
過去の別番組でも、濱口の小学生時代の作文が何度か紹介されている。その時も自分の名前を、“はまぐまさる”と書き間違えていた。今回も平仮名で“はきぐまさる”とし、別パターンで間違えている。
作文を読むと促音の使い方をマスターしていなかったのか、関西弁の“おもろかった”が“おもろかた”など文の全てに小さい「っ」が無いので、非常に読みにくい。「お」と「を」の使い分けもキチンと理解していないようだ。お面を付けた動物劇の感想文だったようだが、作文の内容は「面白かった」「面白くなかった」だけである。それも劇の話についてではなく、犬や猫のお面についての感想であった。作文の最後に先生から、“劇の話の筋はわかりましたか? 濱口くんは、お面ばっかり見てたのかな。”との感想が書かれていた。それでも作文には赤ペンで、二重丸が付けられていたのだ。
だが濱口はこのように作文が書ければ良い方で、課題によっては文章が書けずイライラして作文用紙のマスをグチャグチャに塗りつぶすこともあった。九九はどの段もなかなか覚えられず、落ち込む濱口に自信を持たせようとした先生は特別に「0(ゼロ)」の段から彼に発表させたという。掛け算の答えは全部0になるので、ゼロの段なら濱口が合格できるからだ。
勉強に集中させるためか、小学生時代の濱口の席はいつも教壇の先生の横で他のクラスメートの方を向いて座らされていたそうだ。すると番組のゲストMC矢作兼(おぎやはぎ)から、「その席に座っていた人が、今や一流企業の人より稼いでいるんだから」と濱口を褒める。
後輩芸人からも先輩芸人からも、所属事務所に関係なく信頼が厚いといわれる濱口。過去にはアイドルのような可愛らしい女性芸能人と、何度も交際報道があった。ちびっ子にも人気抜群である。これは濱口が決して“おバカ”がウリのお笑いタレントではないことの証明であろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)