ゴールデンボンバーの樽美酒研二が、彼を名乗るニセTwitterに対してブログで「(心の中で)謝って下さい」と呼びかけている。さらに彼は偽者に対して、怒るどころか「もっと自信を持て」とアドバイスしているのだ。これに対して読者からは「なんて優しい」、「あなたは漢(おとこ)だ」と反響のコメントが殺到している。
人気エアーバンド・ゴールデンボンバーでドラム担当の樽美酒研二を名乗る、偽者のTwitterが出現した。樽美酒本人が『オバマブログ』で10月29日に、「今回の訳わからん樽美酒研二Twitter偽者事件により、なんかメンバーにも被害が飛んでたみたいだね」と明かしている。事態はすでに沈静化に向かっているとのことで、彼もブログで情報を公開したと思われる。
「ホントつまらないことでメンバーに手間を取らせてしまって、本当に申し訳ない」と記しているように、樽美酒自身はTwitterをやっていないどころか扱い方も知らないために、バンドメンバーに対応を手伝ってもらったようだ。彼は偽者の企んだことについて「ボクの名前を使って誰かと絡もうとしてたらしいとか…」と表現して内容は明確にしていない。
昨年もTwitterで偽者が出現したことを思い出した樽美酒は、「前もこういうことあったよ~な。デジャブ~」とうんざりしていた。彼は今回の偽者に「最初から『偽者ですッ!!』と名のる分は全然可愛いのだが…ってか、むしろ面白いっ。しかし、本物を名のるのは話が別、悪質極まりないと思う!!」と諭しているのだ。
“樽美酒研二のTwitter”を待ち望むファンが、偽者を信じて一時的にでも喜ぶことになるのだ。そんなファンをがっかりさせる行為は許せない。樽美酒はそう説明すると「偽者さんがボク以上に皆を楽しませてくれるのなら良いよ」と“樽美酒研二のTwitter”を名乗る責任の重さを示した。その上で彼は「ボクの場所を奪い取る! それくらいの覚悟を持ってやりなさい!! 無理ならヤルな!!」と偽者に訴えたのである。
また「悲しませた人達…ボクの可愛い子猫ちゃん達に、ココロの中でいいから謝って下さい」と偽者に呼びかけた彼は、そればかりか「もっと自分に自信を持って下さい。そして、自分のチカラで人生を戦いぬいて下さい!!」とアドバイスとも思えるメッセージを送った。
そんな樽美酒研二の気持ちに触れて、読者からも「泣いた。研二さんの優しさに泣いた。あんた漢だよ!!」、「そういう方にも優しく、きちんと注意をしてくださる研二さんが私たちは大好き」、「許してあげたりむしろ助言まで。優しい研二の心が心配だよ…あまり無理しないでね」と優しい対応に感激した声が多数寄せられている。
Twitterの偽者といえば、剛力彩芽の偽者がTwitter初心者の前田敦子に「なりすましやめろ!」と書き込んで話題となっている。Twitterを始めたばかりでファンとの交流を楽しみにしている前田敦子の心を踏みにじるような行為である。誰もが樽美酒研二のように寛大ではなく、中には傷つく人もいるだろう。偽者Twitterは許されることではない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)