発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
Rank.1
ドイツ北西部にある町レヒテンの教会から、ちょうど107年前に発見され今日まで保管されていた人の手のミイラが盗まれたことが明らかとなった。『Spiegel』誌が1日付で報じている。
このミイラは、1905年に取り壊された防壁の漆喰の中から発見されたものである。何故手の部分のみが防壁に埋め込まれていたのか、正確な理由は資料が残されていないため明らかとなっていないが、この手の持ち主が何かに関して誓いを立てたものの、それを守り切ることができなかった結果生じたものではないかと推測されている。それ以降罪を表すシンボルとなり、レヒテンのブリギット教会で今日まで大切に保管されてきた。
この手は箱に収められ、教会にある聖水盤の上部に置かれていたのだが、先月30日、箱のなかが空になっていたことが明らかとなり、その状況から何者かによって盗まれたと断定された。誰が何故このミイラ化した手を盗んだのかは、未だ不明のままである。
性別や年齢などこれまで謎であったこの手の持ち主に関する情報を明らかにするため、デュッセルドルフ大学の法医学研究所で詳しい調査を受けるための資金がちょうど集まった時に発生した盗難事件。関係者達は失望の色を隠せずにいるという。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)