メンタリストとして活躍するDaiGoが、テレビ番組で「メンタリズムダイエット」というダイエット方法を披露した。彼自身も、子ども時代の肥満体型からこの方法でスリムになったという。ところが共演していたマツコ・デラックスの反応は、DaiGoの経験値にないものだったのだ。
これまでメンタリズムによるフォーク曲げや人の心を操る方法をバラエティで公開してきたDaiGoだが、10月16日に放送された『スター★ドラフト会議SP』では「メンタリズムダイエット」という新たな視点からメンタリズムを披露した。
11歳の頃に身長149cmで体重55kgだったというDaiGoは、当時の写真を紹介すると「この頃は僕もメンタリズムを知らなかったから」と話す。今では「メンタリズムダイエット」を実践することでスリムな体型になり、11歳当時よりも体重は軽いと明かした。
「メンタリズムダイエット」とは環境によって心理的に食欲を抑える方法で、運動や食事制限をする従来のやり方とは違った角度から取り組む方法だ。「ダイエットを継続しやすい方法」と彼は説明する。例えば、「食卓に青いあじさいの花を置く」という方法がある。青い色は本来自然界に少なく、毒を連想させて食欲減退効果があるのだ。それによって知らず知らずに食べる量が減るという。青い箸にカーテンやランチョンマットなどでも同様に効果があるそうだ。
DaiGoはこの日、7つほどの方法を説明した。その中に「トイレに好きな食べ物の写真を貼る」というものがあった。トイレで食べることは人が一番嫌う行為なので、無意識にその食べ物への食欲が減るというわけである。ところがレギュラー出演者のマツコ・デラックスが、「1週間前にトイレでアメリカンドッグを食べました」、「アメリカンドッグ大好き!」と証言してDaiGoを苦笑させた。写真どころかそのものをトイレで食べるといったマツコの行為は、DaiGoのメンタリズムを超えていたようだ。
また「大き過ぎるフォークを使うことで食べる量が減る」という方法は、食べにくい状況を作ればストレスになり無意識に食欲が減るというものだった。DaiGoは自ら、マツコに普通の3倍はある大きなフォークを持たせて「マツコさんが持つと違和感が無い」と笑わせたが、やはりマツコには常識は通用しないのか。
この「メンタリズムダイエット」は俳優の大鶴義丹が挑戦して後日その結果が放送されるようだが、できればマツコ・デラックスにもどの程度効果が出るのか試してもらいたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)